カテゴリー「コロナ」の148件の記事

2023年11月 1日 (水)

コロナ弱体化しインフルエンザが流行る新理論

画期的すぎる インフルとコロナの生存理論

NHK 埼玉県 最も早いインフルエンザ流行警報 “感染対策徹底を”

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季節外れのインフルエンザが流行っている。本当に、暦年比較チャートの左から始まっているもんね。これはウィルスが原因なのかヒトが原因なのか・・・

ほぼ子供で流行している。年齢階級別 AH1pdm09、AH3、B型 総検出数(検体採取週集計)※1

 月  週    0-4歳    5-9歳  10-14歳  15-19歳  20-29歳  30-39歳  40-49歳  50-59歳  60-69歳

70歳以上

  9   36       2       5       3       1       -       2       1       1       1       -
    37       3       7       5       1       2       2       -       -       -       2
    38       2       6       2       1       1       2       3       1       1       -
    39       3      13       9       3       6       -       3       3       1       -
 10   40*       3      16       6       6       4       1       -       2       3        -
    41       7       9       7       2       3       1       2       2       1       1  
    42       5      12      12       2       2       2       3       4       1       -

コロナは騒いだ割には、スグ沈静化した。何でだろう・・・。

不思議の国のコロナ。

ちょっと警戒アナウンスを放つと、効果がでるのか?

でも、また立ち上がって来たりして (>_<)

そうじゃない。

 

●真相はこうだ。

 

インフルエンザウィルスがコロナを退治したのである。

 

インフルが勝ったのだ。

 

過去二年間、コロナにやられっぱなしのインフルの反撃である。

これは、 

 

ゴジラが新しい怪獣に勝つのと同じである。

と、子供に伝えて欲しい。

 そして 

親にうつるのは、インフレ。

 

おだいじに。

 

※1 インフルエンザ流行情報

ゴジラ-1.0

2022年12月28日 (水)

埼玉県インフルエンザの流行入り&コロナの年代別死亡率

感染グラフの奇異とコロナ死亡率 & Xi変異型

2min read

追記 3/26 7.86 へ連続低下で山を超したかも。埼玉県流行状況より。コロナ前の流行季は1カ月間で0~40へ急騰する例が多いが、今年は期間が長く高さが低いという緩やかな増加です。東京都は10.0(2/19)


 

 先週、東京都はインフルエンザの流行入りを宣言した。流行開始の目安の観測定点当り1.0人を超えて1.12人だった(第50週の12~18日)。3年ぶりの流行なのでワクチン接種を呼び掛けていた。※1 

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 グラフを見ると、前回2019年(線)より1週間遅く、19年の値は大したことないが、1月から3月(60人)へ猛烈に増えている。

 埼玉県は本日に流行入りを宣言した先週、1.23人となったためだ。下の県グラフ()を見ると、19年の今ごろは30人もいたが、そこがシーズンのビークなのだ。(県が拡大鏡を使った理由は前記事へ) 

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●隣同士なのにヒトヒト感染の二つの違い何なんだ!

 コロナの感染数グラフは規模こそ違えど姿は似るのに、インフルエンザは似ても似つかない。素人目だが、コロナは飛沫より細かいために感染がしやすく(空気感染)、インフルエンザは飛沫の飛ぶ範囲の狭さのためでは無いか?

 とすると、改めてコロナは換気がキモだ(寒いけど。奴はマスクのすき間から侵入する)。

 秋から、日本は行動制限のない社会生活を選んだが、委縮する人も増えてきた。なので、副次効果でインフルエンザが19年を上回ることは無いと予想する。もし増えたら、免疫失効なのかと思う。ただし、受験生の家庭は要注意だ。

追記 トリに生まれなくてよかった・・・。

●埼玉県・衛生研究所が、年齢別のコロナ死亡率を公開中

 一日の死亡者数が過去最高415人となった中で、行動制限のない年末年始を迎える。これって、もはや社会実験と言うよりも人体実験に近いかもしれない。所で、埼玉県がメリハリのある分析をしていた。あまり目立たないのでPRが残念な気がした。

埼玉県の新型コロナウイルス感染症の発生状況

 致死率0.1%とは陽性者千人に一人である。年代別は男性。女性は男より低いので略した。

埼玉県の致死率  8波 7波 6波
22/10/8~12/17 22/6~10月 21/12~22/6月
陽性者全体 0.10% 0.13% 0.14%(
男 90歳以上 2.70% 5.50% 6.30%
男 80歳代 1.40% 3.00% 4.40%
男 70歳未満 0.1%未満 0.1%未満 0.1%未満

追記 全国で死者が多いのは、過去の波と比べて、高齢化が進む地方圏で感染が増えているためでは無いか。

●気になる中国のこと

 激しいロックダウンによるゼロコロナ政策への不満を解消するため、手のひら返しでウィズコロナをしたら感染爆発してしまった。科学よりも統治を優先する専制主義と言えばそれまでだが、身近な所で影響を感じた。というのは、先日、スギ薬局で「お一人二点まで」と書いてあった。解熱、喉、総合感冒薬等は常備しないとマズイよね。

 でも、この程度はマシな心配だ。

 人口が10億超だから、感染増加によるウィルスのコピー数は無量大数どころではなく、コピーエラーで起きる新たな変異株が生まれる確率がメチャ高い。もし厄介な型が生まれたら、チャイナウィルスどころではなくXi型と呼ばれるはずだ。

 一方、二年間ゼロに抑えてきたが、今から他国が体験してきたパンデミックになるということは、先例のある道を歩むだけなので不確実性ではない とエコノミストが言っていた。その発想には驚いたが、そんなこと言っても、世界の工場がまた休業騒ぎになると日本への影響は大きい。いよいよ世界一の感染者数になるかもしれないし、中国からの入国制限でインバウンドはお預けだ。

 来年は、インフレ下の不景気が心配・・・。

 

 

 

 

2022年12月11日 (日)

埼玉県のインフルエンザ・グラフが改善された秘密

2 min read 

 少し前、今冬はインフルエンザとコロナの同時流行か、という不安系ニュースをテレビが流した。背景の一つに、安心安全を気にすることが善行みたいな時代の風潮を感じた。習近平でもゼロコロナはできなかったが、二年間も「ゼロ・インフル」は実現できた。なので、行動制限解除は流行の要因になると言われたが、今のところ報告数は少ない。

●埼玉県の今年の状況はインフルエンザ流行情報に毎週のっている(※1)。

そこでは、昔から、Excelの折れ線グラフで説明している。クリック拡大


20221123

 しかし一般人が見たら、横軸が週番号なので、どこが何月なのか分かりにくい。図の0.02と示す時点は、11/7(月)~13(日)の一週間のことで、毎年の共通期間である第45週目となる (報告週対応表)。

 ところが、11月末には次のようにの表示が入った!

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 本来、これが当たり前の見せ方だ。この改善は、11月半ばに当該サイト下にある「お問い合わせ」欄を使った当方の提案によるものだ。

 1週間以内に直しており、非常に早かった。

 が、そうなることは期待していなかった。

 というのは、コロナ禍の二年前に類似提案をしており、詳細は略すが、当時は部分的改善を得つつも、いつの間にか従前スタイルに戻ってしまった。行政の対応が意に沿わないからと言って、固執するのは宜しくないので、離脱した。

 実はコレ、分かる人には分かると思うが、グラフ値は週報値なので、複数年を同一月日としてプロットできないためだ。だから、今回、速攻で直したのはどういう風の吹き回しかと気になった。(注、図の月位置は目安に過ぎない)

 想像するに、提案文の最後に、参考として東京都サンはこうやってますよと都のグラフ(下図)のURLを教えたためかも。

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 うち(埼玉県)から見て、兄貴分どころか格上団体の東京都がやってるから、やらないわけには行かない、ということなのか? そうだとすると狙った通りだが、鳥取県でやってますよ、なら通らなかったかも (^^♪

 あるいは、担当からの返信には、感染数が増えてきたら、都みたいにグラフ内に拡大図を設ける、とあったので、案外、担当者の資質かもしれない。 参考までに、県庁サイトへの問い合わせでは、返事が数日から1週間で来ることが意外と多い。

 今はアメリカで流行している(※2)。インフルエンザが主だが、コロナとRSの三つの同時流行が危惧され、病床使用率は80%という。NYは公共屋内ではマスク推奨になった。

 コロナは集団免疫を獲得したら大波はこないという説の是非は不明のままだ。それが正しいなら、感染することが予防になるわけで、人為的な予防策(例えば過ぎた潔癖主義)はかえって人間を弱くしてしまう。たぶん、どちらのウィルスも変異するから鎮圧してもまた復活するのだろう。逃げ切れるのは体力のある人であり、そうでない人は薬に頼るというわけか・・・。

※1 埼玉県のインフルエンザ流行情報

厚労省 インフルエンザ過去10年間との比較グラフ(12/9更新)

※2 米インフルエンザ患者急増、入院者10年ぶり最多

 

2022年11月23日 (水)

世界一の感染大国で5回目ワクチンの限界

真面目に数えて世界一になる日本とコロナより怖い行動制限。

3分で読む。

 なんであれ政府の推奨策を拒絶する人は一定数いる。義務ではないから当然だが、拒否理由がイデオロギー的だったり政府陰謀論だったりする人は日本では少い(※1)。だが、ここに来て、『もうワクチン打たなくて、よくね』が増えていそうだ。と言うのは・・・

  • 二週連続で世界一の感染者数の日本

まず、8波だと連日のニュースで伝える。そして、とうとうWHO集計で日本は50万人、2週連続で世界最多になってしまった。韓国35万人、米国28万人と続く。なお、Our World in DATAに見れば人口当りは韓国が一位だ。

もはや多くの国はまともに感染把握していない。遅ればせながら、日本も9月末から全数把握をやめ、65歳以上や重症化リスクの陽性者などの参考値扱いにしたが、それでも世界から見たら異次元の几帳面さで数えるのが日本や韓国なのだろう。

一方、日本は世界一清潔な国であり、加えて、国民皆マスク(今は、鼻マスクが目立つ)とアチコチの建物入口で手指消毒し、ワクチン接種率も高齢者は3回目までが90%超と高い。人口100人当りでは271回と世界一だ(NHK)。

それなのに、それなのに、コツコツ数えて感染者数が世界最多なら、もう防ぐ決め手は無いじゃん、が、「もう打ちたくない」となっても仕方ない。

実際、今推奨するオミクロン対応ワクチンは全年齢で13%、上尾市では21%(11/21)だ。かつての、電話不通、予約システムダウン、接種会場の「長い行列」の姿が懐かしい。今は笛吹けど踊らずって感じになっている。

思い出すと、1・2回目のワクチンは見事なくらいに感染を抑え、ノーベル賞モノだった。そのワクチン開発を、昔なら10年かかる所を短縮したのがmRNAという技術である。しかし、新型コロナウィルスが急速に変異を繰り返すという、人類が初めて向き合うウィルスらしくワクチンは後手に回らざるを得ない。

でも、もっと影響あるのは、(医学的には断言してないが)厚労省の統計を見るまでもなく 、変異を繰り返して感染力を増しつつも弱毒化していると思う人が多いことだろう。

そして、二年前よりも薬や治療法も増えている。心もとないのは、外国産ばかりなことだ。先日ようやく、塩野義の飲み薬ゾコーバが承認されたが、有効性が「推定」できるというレベルらしい(効果が懐疑的、えこひいきという見方もある)※2、3。

ワクチンでは塩野義の組換えタンパクワクチンや第一三共のmRNAワクチンがもう少し先だが(※4)、第9波には間に合っても選ぶ人がどれだけいるか…。

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 近年、国や自治体が何かと安心安全を唱えることが増えた。しかし、安心とは気の持ちようであり、定量的に表現可能な「安全」とは違うのに、一緒くたにしている。コロナ関連では過剰な政策がとられてきたと思う。

 ワクチンでは、去年、自治体へ補助金の形で2兆3000億円が投じられた。ワクチン代金よりも実施運営費の方が高くついているだろう。そうした恩恵に預かりたい人や業界も多いが、これを最後に自己負担を入れるのはアリだ。ちなみに、先行したBA1型の在庫は廃棄処分になると思う。

 ●5回目のBA5型を打ったら副反応なし

 打つメリットの方が高いと言う判断で5回目のBA5対応ワクチンを既に打ってきた。一月前から始めたBA1の人は少し早まったね、と思っていたら、なんと、BA5型ワクチンをスルーしやすいBQ1型に12月には置き換わる予想が出て、ガッカリした (>_<)

 ちなみに、上尾市の接種券封筒には、BA1の能書きが入っている。それは国のBA5への切り替えのシワ寄せだが、そうなったことを市HPでハッキリ説明していない(まぁ、見出し文からは分かりようがない)。

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なお5回目は接種部の軽い肩痛のみで、副反応は特になかった。それは幸いなのだが、(接種過多により)ワクチンへの免疫ができたか? と、あらぬ不安を抱いた。歳をとるほど副反応を感じないらしいので、そのせいだとすると別に気が滅入る…。

●医系の集積ビル、三和クリニック

 予約は去年開業したばかりの近所の三和クリニックにした。受付窓口に、「浦和高校卒、昭和大学医学部卒、勤務履歴」が堂々と書いてあった。だが、肝心の院長さんの氏名が無い!

 若くて気さくな先生だった。短い会話から、上尾出身のようだった。

 隣地は古くからの歯科医院があるが、この新築ビルには、上尾なかよしクリニック(小児科)、すぎやま接骨院さくら調剤薬局が入っている。最近の開業医は、単独よりも集積効果を狙う開業スタイルが目につく。投資と集客効果でみれば当たり前のやり方だ(これから進む公共施設の統廃合でも同じだ)。上階に美容院もある。

余談だが、中央病院の裏(いなげや跡地)に大型クリニックが建設中だ(タワマンの西村ハートクリニック・昌美会)。また上町シャトレーゼ跡地には上尾クマさん保育所(23/4月開園、定員75)が建設中だ。

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何が言いたいかと言うと、駅徒歩圏で居抜きではない新規建設できるのは税・保険に依存した業界が目立つことだ。活力のない成熟ニッポンの姿なのだが、まだ上尾はマシな方だろう。

 ●インフルエンザの接種か迷った

 マスコミはインフルエンザと同時流行という不安系ニュースをたれ流す。去年、何十年ぶりかで打ったため、今年はどうしたものかと考え、県の流行情報を見たらやはり凪だった(但し去年よりは増えている)。なので、コロナのリスクの方が高いと判断した。今冬は社会活動を制限しないし外国人も入っており、様子を見ることにした。

●脱マスク社会へ舵を切るには

 過剰な清潔感にはデメリットもあるという指摘は理解できる。コロナの感染ルートは飛沫感染が殆どだと専門家は語り、マスクは相変わらず有効だが、外歩きでマスクをしたり、会話をしない図書館内でマスクを強要するのは行きすぎだと思う。

 一部だが、顔を隠すマスクに心理的に安心感を得る若者まで出るのは、社会的な弊害だ(その逆のマスク美人効果現象もあるようだ)。テレビで見る国際政治の舞台では、マスクしてるのは日本と韓国位では無いだろうか。たぶん、この冬は外せなくて、春の花粉症で最後になればイイなと思う。コロナの弱毒化が前提だが・・・

参考 「5類」引き下げ、本格検討へ(毎日新聞)

※1 ファウチ氏 最後の会見 接種拒む人みると「心苦しい」

※2 NHK 「ゾコーバ」効果や特長は?

※3 承認プロセスに疑問も  「悲惨で絶望的」な審議(毎日)

※4 新型コロナワクチン 日本国内の開発・接種状況は (因果不明の)死亡数データもある

 

2022年8月 6日 (土)

上尾市のコロナカレンダー・随時版

 

下図のみを8/13まで更新済み。


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上尾市は、金曜日分は休日明けになっての発表だが、人口類似規模の草加市役所は、金曜分までを報告してから帰宅するみたい (^^♪。またカレンダー方式だった。
  
いろいろですね。
 
みんな違って、みんないい ?
それよりも、
 
人類は
 コロナに
  勝ったのか?
   負けたのか?
どっち。
 

2022年7月31日 (日)

上尾市の7月のコロナ感染者数カレンダー

追記 8/1 7月は6748人、総累計は23542人へ訂正。やっと全数把握の報告をやめたいとの声も出たが、決断は遅れそう。旅行予約は大幅増で行動制限はもうムリ。


テレビでカレンダー形式で発表しているので、真似てみた。

青文字は前週から減少、それ以外は増加。

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なお、7/29-31の値は推定値につき、正しくは8/1朝の市発表を参照のこと。

今週、青が増えればピークアウトしたかもしれない。前記事で書い日には、東大の児玉教授は月末前までのような感じで言っていた。ただし、急に下がることはなく、山は高いままかも知れない。

上尾市の7波の感染拡大は10日頃から始まり、7月は6742人となった。この一か月のみで、累計陽性者数の約三割を占めた。上尾市役所もこの一月で職員感染59件の発表をしていた。

なお、累計は23536人で市民10人に一人の感染となる。国全体では128万人、約9.8人に一人の感染なので、感染率一割と言うのは平均的である(世代別にみると若者は数人に一人レベルかも)。これが欧米だと三割、五割なのだろう。

政府は行動制限をしないで乗り切りたいようだ。7月末の日本経済新聞社の世論調査で、内閣支持率は58%で前月より2ポイント低下。コロナ対策を「評価する」は6月の63%から56%へ下がった。感染拡大でも、かなり底堅いと思う。(国葬は反対が多く、銃撃は投票に影響せずも)

感染が拡大すると、テレビは可哀想な例を報じるが、一方、上気道炎みたいに軽く済む人の方が多数なので一律の行動制限を求める声はあまり聞かない。むしろ、現場からはこんな意見もでていた。千葉県知事も似たようなこと言っていた。

NHK長野 7/27より  長野市保健所の小林良清所長が、「中等症の患者は少ない状況が続き、市内の入院患者もそこまでは増加していない」としつつ、感染拡大で外来や救急を利用する人が増えて医療体制がひっ迫していると訴えました。
そのうえで、「自力で歩けるなど症状の軽い方は、すぐに医療機関を受診するのではなく、外出を控えながら様子を見て、症状が続くようならかかりつけ医に相談をしてほしい」と呼びかけました。

 (以前なら炎上ものだがそうはならない)

 岸田さんは今は感染拡大中なのでインフルエンザ並に格下げはしないと、と答えている。といって新たに打つ手が有るわけでは無い。今の所は重症者数は多くないが、死亡者数が増えてきた高齢者施設での感染が増えてきたのかも・・・。その方面の従事者は大変だ。

 

2022年7月26日 (火)

テレビで放送禁止のサル痘感染のアレ

女子アナが医師に尋ねた。

「コロナみたいに手を洗えばよいのでしょうか?」

--- 感染者の99%が男性となる理由は放送禁止なのか、それともボリコレ忌避? ---

 欧米ではコロナの検査はやめるモードへ移り、新たな脅威としてサル痘へ移っている。先日、WHOはサル痘を「公衆衛生上の緊急事態」と発表した。

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 それを伝えたTBSテレビは「・・・新型コロナウイルス感染症に続いて7例目です。」で終わっていた。所が、その動画を使ったネット配信記事では、次の文が続いている。「サル痘は男性の同性愛者に患者が多い・・・」と。

 昨日は、国内初のサル痘感染者の臨時ニュースがでた。NHKは、都内30代男性と言うだけ、国籍を明らかにしないとあったから日本人とは限らないだろう。そのニュースの最後は下の絵の文章で終わっている。 


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 しかし、そのネット配信記事には次文が続く。

 『海外で確認されている感染者の大半は男性で、主に同性間の性交渉を通じて、感染が広がっていると見られるということです。』

 サル痘ニュースは以前から海外発で来ており、AIDS流行の初期と似た印象だ。当時はネットが無かったから同性愛者だけの病気とか性病説まで出ていたと思う。しかし、今のテレビ報道では、コロナの次はまた変な名前の病気が日本でも流行るのか、という感じになっている。

 どちらも性病ではないのだが、特殊なコミュニティの中で感染が広まっている。だから、リスクの高い行動をする人への啓発が不足すると無知となり、外への感染が発生する。幸いワクチンがあるが、放送禁止用語みたいにオブラートに包んだ報道で良いのだろうか。

 実は、先に挙げたTBSのネット記事には「差別や偏見はウィルスと同じくらい危険だ」とテドロス氏の言葉で結んでいるように、テレビでも伝えるべきと思った。

 そもそも厚労省会見では、ゲイ・バイセクシャル等だと説明している。また、CNNジャパンが全米でクラスターと伝える記事では、『例えばプライド月間では大型イベントが開催されて大勢の匿名パートナーと接触し、どこでどうやって感染したのかさえ把握できずに保健当局が手一杯に』と、ストレートである。

 世の中、きれいごとだけでは済まないことがあるのだから、リスクに正面から向き合わないと、冒頭の女子アナのような質問が出るのだろう。こうして、日本では「隠す病気」の一つになってしまうのだろう。

 感染予防の正解は、近づかないことですよね。

 

 

 

 

2022年7月21日 (木)

上尾市の感染者数は過去最高の466人

追記 22金は462人で累計二万人越え。県418+さ市43+川越1。21木は、川越保健所1を加えて467人で確定


7/21木は たぶん 466人。

もちろん個人の推定であり、正しくは明日のお楽しみ・・・。

でも、埼玉県発表は県庁サイトのトップページにある県政ニュース(報道発表)に載る。毎夕に見られる。そこから、428人草加市や春日部市より多かった…(>_<)

さいたま保健所発表分はこちらから見られる。ただし市ごとの集計は無いので、「上尾市」の検索数は38人だった。

合計 466人。正しくは市職員が明朝に出勤してから、健康増進課のページにでる。

これで、2/21の322人を上回ったが感染ピークはまだ先なので、これは途中に過ぎない。

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恐らくほとんどは軽症か無症状である。

と言うのは、埼玉県は集計できていないためか報道で発表されないのだが、長野県は昨日20日に過去最高の1591人を記録した。従来の二倍の驚きを伝えるローカルNHKサイトには「1人が中等症で、そのほかは軽症か症状がないということです。」とあった。

6月頃に、台湾のニュースでは99%が無症状または軽症であり中重症化は抑えられていると伝えていた。

前記事にも書いたけど、7波では重症者が減っているのに死者が増えた原因は、本日、東大の児玉先生が言っていたが、病院や介護施設における高齢者への感染らしい。つまり基礎疾患を持っている人が多いわけだ。(6波では、元々の病気が悪くなって亡くなる高齢者が多かった、とのこと)

言い尽くされているように死亡リスクが一番高いのは、高齢者と基礎疾患のある人。だからワクチン接種と換気に気を付けろと言っていた。

なお、イギリスではもう検査を義務化していないから日々の新規感染者数は不明(自費検査しても報告義務はない)。ただし統計手法によりその日時点の陽性者数を推計している。(今、人口の5%、約300万人が陽性)

 

 

 

2022年7月19日 (火)

コロナ渦中の上尾夏祭り2022

今年のポスターは出色な出来栄え。販売してもよさそうだ。
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 先日、熊谷女子高で75人が感染して19日まで学校閉鎖というニュースがあった。学校丸ごとというのがミソだけど、クラスター発生の理由は書いてない。でも、昔よく見に行ったので、ああアレだろうと思った。

 直前の土日は鈴懸祭という文化祭をしている(事前予約制なのだとか)。

 文化祭が感染理由だとしても、やったもん勝ちで良いのではと思う。日本や世界のあちこちで、この二年間、学校行事が中止や縮小に追い込まれてきた。2020年の入学生はトンデモナイ学校生活になっていた。そこまでは理解できていたが、その事態をエマニュエルトッド氏が、コロナは高齢者ではなく若者を壊した病気だ』と言うように、コロナがもたらした若者への影響が今後どんな形で現れるのか心配になる。

 所で、こんどはBA5という用紙サイズみたいなヘンな名前の変異種が出てきた。結局、コロナは死なない。

 そして第7波の問題は、オミクロン亜種の感染力の強さや弱毒性の有無よりも、「行動制限しない」という社会の対応の方にある。既に一日20万人という予想もでて、専門家もマスクとワクチン以外に手の打ちようがないみたいだ。そもそも、四回目は60歳以下に接種する予定がないので、「今度は耐えてね」がホンネなのだろう。だから、三回目が未だの人へ呼び掛けるのがせいぜいだ。でもそれって「投票」を呼び掛けるのに近い無駄骨にみえる。

 それにしても、選挙が終わってから感染拡大や豪雨災害なので、岸田さんはついている。当面、行動制限しないと言うが、医療資源がひっ迫し、「治療できない」という負のニュースが盛り上がると、プチ行動制限をとるかもしれない。或いは、この程度の雨は濡れても平気、と言う欧米型に倣い、乗り越えたら5類へ格下げするつもりなのだろう。

 ただ、むしろ心配なのは中国だ。またもや都市封鎖という過剰防衛でもしようものならインフレや経済恐慌になり兼ねないと思っている。

 幸い、まだ重症者数は増えてはいない。

 6波のオミクロン株の初期では、「従来株と比べて重症化率が二分の一でも、感染者数が二倍に増えたら、重症者数は同じだ」と言う理屈で長い行動制限が実施された。しかし、厚労省のグラフは、感染者数は5倍以上でも、重症者数は半分のイメージだ。結局、過剰反応だったと思っていたが、死者数は過去最大になっている。この辺りを解説した報道は見たことが無い。

 上尾市では、2/12土の322人が過去最高、移動平均で222人

 なので、一日500人位は覚悟しておくと気が楽だ。その上尾市は、感染数の報告がこのIT時代でも丸一日遅れという有様、もう気にしていないフリの一方で職員の感染例だけは丁寧に速報する。市民の平均年齢に近い大手サービス業の職場での感染例の報告は、感染広がりをリアルに伝えるので社会の役には立つ・・・。

 民間では、市内で人気のある八百屋が突然、理由無く何日も休店したのは感染のためだろう、という噂がでたが真相は分からない。一方、イオンモールの贔屓のレストランでは複数人が感染し休店と開示していた(モールの方針なのだろう)。

 ようするに世の中チグハグで、一貫性が無いようなのだが、コロナの毒性と人間の耐性の綱引きになっている。下は感染勝で取り組みがガタガタになった名古屋場所。決まり手は濃厚接触かな…

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 上尾市の累計18000人となり市民13人に一人の感染である。包囲網がだんだん狭まってきたが、逆に見れば未感染の方が圧倒的に多いのだ。春頃、『だれしも一回は罹らないとしょうがない』と達観していたが、後遺症リスクや休業(就労)被害を考えると、罹らないに越したことはない。

 そう思う人は迷うことなく、四回目のワクチン・ブースター接種だ。

 市の予約サイトは空いていて翌日予約もOKだ。ファイザーとモデルナのどちらが良いか、という比較は四回目では話題になっていない。イスラエルの臨床報告(NHK)を読んでも、ファイザーが少しマシみたいな程度でしかない。日本では、副反応忌避で選ばれるのだろう。(オミクロン対応型ワクチンはまだ日本に入らない)

 看護士曰く、昨日まではガラガラだったけど、急に増えた、土曜は一時間半で50人と言っていた。どことなく嬉しそうに見えたのはワクチンお手当政策を連想したせいかもしれない。結局、ファイザーにした。

 上尾夏祭りが、予想以上に盛大に見えたのは、たぶん久しぶりのせいだろう。町会当番では無いので何もしなかったが、そもそも副反応で使い物にならない。だるさと肩痛(接種部の痛み)は二日で消えた。

 三連休ということや学校夏休みに近いためか市外からも多くの人が来る。ヤンキーまで集まって来る。JR上尾駅はこの日が一番の稼ぎ日だろう(二番目は上尾マラソンかも)。また、オリンピックの時みたいに自粛や反対する者もなく、予定通りマスクしたお神輿が出てきた。しかし、タイミングが悪いと、三年連続中止という決断を保守的な行政は迫られてしまう。

 昔よりも出店が増えたように思う。

2022

オマツリジャパン 上尾夏まつりには、たくさんの写真と動画がある。

 夜、気が付かなかったが、かなり雨が降ったらしい。翌日、夏祭り中の突然の大雨というニュースになっていたが、テレビで流された動画は個人の撮影だった。

 マスクしないリオのカーニバル2022。本当に、マスクはない方がイイ

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2022年6月 4日 (土)

最後?の上尾市コロナ統計と埼玉県一万人当りランキング

感染者数が意味をなさない数字になる日へ 

前記事 感染統計のつづき

1 上尾市の年初からの感染者数推移


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5/31日の7日移動平均は21人となり、漸減傾向が続く去年8月のデルタ株のピークでは50人台だった。過去の感染波は、連休や夏休み、年末年始など人流増加(イベント)と強い相関があった。しかし、5月の大型連休にも関わらず感染者数は静かに減少を続けている点で、過去とはちがう。

2 全期間の感染者数の月次推移


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  累計は16175人だ。人口当り14人に一人が感染した。二十代が一番多く、年代が把握できた過去統計の経験から5~7人に一人と推測する。自治体は職員感染例を報告するが、上尾市は今年だけで160人位だ(教員含む)。もう必要ない、この慣行は、岸田さんが参院選の大勝後に感染指定の格下げをするまで続きそうだ。

 グラフの通りオミクロン株の感染人数は凄いが、市町レベルの重症者数は公開されない。当初、デルタ株より弱毒でも感染者が増えれば重症者も増える、と慎重派は主張したが、その説は外れた(下図)。実は、故郷の長野県で下げ止まらずに増加に転じた頃があり心配だったが、重症病床はずーっと0なのを知っていたので、感染者数だけの報道には限界がある。

 厚労省統計サイトより

 下は感染者数と重症者数と死亡者数のグラフだ。去年夏のデルタ株と今年のオミクロン株の違いがでている。感染は増えても重症者数は減ったのは、圧倒的に若い人達、とりわけワクチン接種が進まなかった十代層が感染して自宅療養になったのだろう。 

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なお、ワクチン効果があるから重症化リスクは他の変異株と同じだという、いわゆる弱毒化説とは異なる見解もあるらしい。ちなみに死亡者数では過去最大になったが、その理由の解説記事は見かけなかった。

 コロナの後遺症みたいな同調圧力症候群 

 マスクを外しても良い例として、日本政府方針はこうなっているらしい。

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 図の中に、「人が少ない図書館」とあるので、(日時にもよるが)上尾市図書館はその典型だから、『おしゃべりしないらマスク外してOK』が正解だろう。前から、県営トレーニングジムではマスク無しで良いことになっている。熱中症で倒れたら困るという理由だが、責任問われるのが嫌なのだろうと思う。

 私的には外でマスクをしないが、着脱を繰り返すと紛失しやすく予備が不可欠になる。最近、新品の立体マスクを落としてしまった。交番に届けるべきか悩むと発熱しそう・・・

 イラナイと思うのは、日本中の施設入口にあるスプレー消毒。接触感染例は多くないというのに、「いかにも感染対策してますよ」というPR効果が高い。コロナ初期にトイレ後の手洗いしない人の割合がニュースになっていたので、消毒機器はトイレ出口に置いた方が実質効果がありそうだ。検温器はもう不要だ。

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3 Withコロナの先に待つのは、一度感染すること…

 石橋を叩きながら進む日本がコロナ開国を迫られる。6月からの入国緩和による感染リスクがあっても、超円安による訪日観光客を当て込まざるを得ない。競争力の落ちた日本人が食うためだから、多少の感染増加には耐えるしかない。病気よりも喰う心配をするようになったと見れば、逞しい姿ではなく後進国になった感じだ。コロナよりもコロナ対策で病む人が多いのだから当然だ。

●世界は

 世界での感染者数の減少の理由に、先進国でワクチン接種が進んだこと、感染して免疫持った人が増えたことが上げられる。なんと検査体制を縮小する国も現れており、更に減る方向になる。感染者数なんて意味をなさない数字になり脱コロナへ舵を切ったと言える。

 コロナ優等生と言われた韓国の春は凄かったが、今は落ち着いた。遅れて台湾で感染急増になった台湾では人口の約1割、212万人が感染したという(日本は890万人)。当局は、「感染者の約99%が無症状または軽症であり中重症化は抑えられている」と発表し、基本的な感染予防を取り社会生活を継続するという。

 コロナ発祥の地、中国のコロナ対策と言う都市封鎖は習近平の任期延長のためだ。そして、ロシアよりも経済力が強くて・独裁的な国家だと言うことがよく見えた。北朝鮮に至っても同じであり、人々の脳を感染支配することの怖さである。

 追加接種はEU全体で53%という。低所得国では1回以上受けた人は20%弱という。アフリカでワクチンへの関心が低いのは、「平均年齢は低く、感染してもごく軽症ですむことが多い」ためという。高齢者の多い先進国の病と見られるのだ。

アメリカでは血液検査の結果から人口の60%が感染と推定されたらしい。ニューヨークに出張した金融マンがこう書いていた。

会話した相手の中でまだ、1度も感染したことがないと言ったのは1人だけだった。 「みんな3回ワクチンを接種しても結局感染している。むしろ感染してしまった方が強い抗体ができるからいいんだ」と言っていた

(イベントにでたら) まるで「まだ感染してないなら、このイベントで感染して行ってください」とでも言わんばかりだったので、感染すると帰国できないか、日本で2週間程度隔離されてしまうリスクがある筆者は、3分もしないうちに退散した。

●埼玉県の5月の人口一万人当り感染者ランキング

NHKサイトより。但し5/2~5/31までの分で自治体発表とは異なる。人口は埼玉県推計人口/令和2年7月1日を使用。

順位 自治体名 5月の人数 5月の一万人当り
1 川口市 3,901 66
2 寄居町 211 65
3 越生町 67 61
4 上里町 182 61
5 本庄市 433 60
6 桶川市 442 60
7 所沢市 2,006 59
8 戸田市 828 58
9 さいたま市 7,521 57
10 毛呂山町 203 57
11 日高市 310 56
12 秩父市 325 55
13 志木市 405 54
14 蕨市 402 53
15 宮代町 181 53
16 深谷市 750 53
17 朝霞市 745 52
18 滑川町 99 50
19 伊奈町 224 50
20 富士見市 544 49
21 白岡市 256 49
22 熊谷市 958 49
23 小鹿野町 51 47
24 入間市 684 47
25 鴻巣市 545 47
26 上尾市● 1,051 46
27 坂戸市 466 46
28 飯能市 364 46
29 越谷市 1,525 44
30 和光市 367 44
31 杉戸町 190 43
32 草加市 1,067 42
33 新座市 695 42
34 春日部市 967 42
35 ふじみ野市 470 42
36 行田市 327 41
37 蓮田市 253 41
38 川越市 1,440 41
39 鶴ヶ島市 283 40
40 狭山市 599 40
41 吉川市 306 40
42 三芳町 152 39
43 羽生市 211 39
44 久喜市 589 39
45 東秩父村 10 39
46 幸手市 184 37
47 三郷市 516 36
48 北本市 236 36
49 横瀬町 28 35
50 八潮市 327 35
51 神川町 44 34
52 東松山市 304 33
53 長瀞町 22 33
54 美里町 35 32
55 皆野町 29 31
56 加須市 340 31
57 松伏町 85 30
58 ときがわ町 31 29
59 嵐山町 46 26
60 吉見町 45 25
61 小川町 68 24
62 鳩山町 31 23
63 川島町 43 22

 

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