カテゴリー「上尾の経済」の59件の記事

2023年10月18日 (水)

アリコベール上尾40年史に書けない黒歴史

ボンベルタ上尾から丸広百貨店への闇 

 今年は市政65周年事業というが、我が役場はオリンピック+1年毎に記念事業をやりたがる。これは新手の公共事業かもしれない。つまり表彰市民を創作し、市民と行政が相互に称賛しあうのだ、税金で(今年は1250万円)。

それとは別に15日にアリコベール40周年記念イベントがあった。三つのビルが40歳になったのだ。実は、傘下のレストランで券をもらって知ったのだが、駅を使わない人や西口の人には関心が薄いはず。だからイベントは小さく、Webの案内も弱かった。

雨がやんだ丸広屋上は濡れていたが、ダンスチームに合わせて若い来場者らが躍っていた。ヒップポップ系ダンスみたいで、ゼクシスでも見る光景だ。

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丸広屋上はコロナ前のビアガーデン以来だが、たまたま●長と話をした。やりたい気はあるが、請負い業者が見つからないという。確か、前は一人四千円位の飲み食い放題のバイキングだった。しかし、それは高齢市民には不健康なのだ(^^♪。昔ながらの本格ガーデンでなくても、地下食品売場のデリカテッセンや四川飯店から取りよせて、お気軽な『夏の屋上屋台』で良いのでは。タワマン下にある田中屋の盛況ぶりを見れば分かるだろう。

6階の催事場で北海道物産展をしていた。海鮮弁当は何処にもあるが、この牡蠣めしはうまい。

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アリコベール上尾の沿革史 

3棟は1983年9月に同時オープンした。A館は商業施設の「デパート館」、B館は「東武サロン(結婚式場)」、C館は「東武ホテル」である。その施設概要は大家の上尾都市開発(株)サイトにある。

(日経新聞 地方面『国鉄上尾駅東口の「アリコベール上尾」、初日の23日は10万人の人出。』1983/09/25)

今となっては百貨店は古い業態となり、各地の駅前から姿を消している。それを想うと、日本が長い停滞期に入る80年代という最後のタイミングでよくぞ造ったなと感心する。そして何度も書くが、駅を降りてデパートを仰ぎ見る光景は希少である。それを昭和的な光景と言ってしまえばそれまでだが、高崎線では浦和、大宮、上尾しかない。熊谷の八木橋は駅から離れた旧中心地、川口ではそごうが撤退した。この希少性は貴重だと思う。

で、改めて第三セクター(3セク)の上尾都市開発サイトの沿革を見たら、ある期間が空白だ。丸広上尾店は1992年10月開業で、竣工の9年後だ。この9年間が空なのだ。
それを
簡単に埋めれば、当初はボンベルタ上尾という特殊な百貨店が開業したが不振続きで9年で撤退した。その穴埋めに、都市開発は建物を四割引きで丸広に売却し、大きな負債を抱えたという汚点である。

実は、この東口再開発の経緯を書いた貴重な記事がある※1新聞記事等をソースにした長文なので下に要約した。

 戦後の上尾駅は地上駅舎で改札は東口のみだった。高度成長期に団地開発が進み人口が増えると、橋上駅化して西口に改札口ができた。その後、西口の有志らによりモンシェリーが作られ賑わった。
 そしたら東口の商店主らが危機感を抱き、官民一体で東口再開発へと進んだ。83年に大型ビル3棟とペディストリアンで繋ぐ今の姿がオープンしたのだ。
 中心のA棟に地権者がテナントで入る一方、核テナントとして西友・イトーヨーカドー(IY)・ジャスコの中からジャスコ(現イオン)が選ばれた。しかし、市民の要望はスーパーでは無かった。事業者らも、市民が買回り品を大宮や都心へ流出しないことを願っていた。
 そこでジャスコは新タイプのジュニアデパート(小さ目の格下クラス?)の「ボンベルタ上尾」を提案し開業した。しかし、商売は思わしくなく、初年度の目標年商140億円は64億円となった。
 88年にはIYが昭和産業跡地(ショーサンプラザ)に出店した。当時のバブル期には大宮や桶川でも大規模店が相次ぎ、さらにロードサイド店との競合も加わった。かくして、日用品はIY、高級品は大宮という構図となってボンベルタの経営は悪化した。価格や商品の見直しをするも、1万4000㎡という小面積も足かせという。都市開発には賃料値下げを交渉するも、結局、9年目の92年に撤退した。
 後継に上がったのは川越市に本店を置く丸広百貨店。しかし、撤退でダメージを受けたのは上尾都市開発(株)だった。ボンベルタへ返す敷金や保証金がかさむなど80億円の負債を抱えたそこで、テナントになるはずの丸広へ、ビルごと60億円で売却する挙に出た。資産価値100億円を超す物件を四割引きで売るとは大問題。おまけに、上尾市が上尾都市開発に10年間で21億円を無利子で貸付けたので、さらに市民の反発を招いた(その辺りの経過は不明)。だが結局、60億円で売却されて丸広の資産となり、丸広上尾店は1992年10月に開業した。

丸広上尾店と損失問題 

本ブログでは丸広を何度も扱ってきたが、今の経営は丸広不動産みたいだ。テナントを埋め、床稼働率さえ高めれば、自社直営事業の赤字を補えるのかも知れない。ただ、その前提は豊満市からの40億円プレミアムなのだ。賃貸ならとっくにサヨナラだろう。

なので、市民から見た合理性とは、40億円の穴を毎年の固定資産税、法人市民税や地元雇用者の市民税でどれだけ回収(複利計算)したかである。そんな事知った事かの市政だからこそ、「40周年おめでとう」はノー天気、と言うのが本稿の趣旨である。

参照記事には、ボンベルタの店頭価格が上尾に馴染まなかったとありガックリくるが、一体どんな店だったのか全く分からない。ただ、ジャスコにしたら小さな失敗例に過ぎない。流通業は業態変化への適応こそがキモだから、お手本のように、近年、イオンモール上尾として戻って来た。

なお、敷金や保証金で3セクが80億円の負債とあるが、フツー、徹底する方が違約金を払うから魔訶不思議である。(信じがたいが素人の寄せ集め?)  監査請求や訴訟にもなったが、結果は変わらない。その不条理さを追求したと、尾花正明市議が書いたブログを、昔見つけたことがある。

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  • 都市の再開発は大宮までが限界か

バブル期は活気があり再開発事業が行われたが今は全く逆。高崎線沿線で拡大型の再開発ができる街は大宮と浦和、川口辺りしかない。

首都圏では昔から東京の南側(横浜や川崎)に人気が偏っていたが、開発余地が減ったり地価高騰もあり、割安だった北側(埼玉南部)の開発案件が増えてきた。しかし、官と民の資本が入るのは大宮駅や浦和駅周辺に限られ、他市の話はあまり聞かない。強いて、外環道路沿いの流通センターと言う名の大型倉庫がある。また市内だと郊外の老人ホーム位だ。

 大宮駅グランドセントラルステーション構想は駅と東西の回遊性を高める。その北側の30年塩漬けした市営桜木駐車場の土地も動き出す。浦和駅西口には南高砂地区の再開発や駅前広場の再整備がある。そこで「県都の玄関口に相応しい」という鼻持ちならない言い方が浦和らしい・・・。

上尾は、東京都ではなく、「大さいたま市」の北側ベットタウンになりそうだ。

最後に、市は図書館本館の更新計画を検討中だ。選択肢の一つに駅前ビルへの賃貸入居案がある。仮に丸広としたら、30年間入れば築70年になってしまう。壊すから出てってくれ、と言われたら行く場所がない。ショーサンにしても似たようなものだが、711は投資ファンドの圧力で更なる合理化を迫られており、IY上尾店の第二弾の縮小があっておかしくない。本館の件はまたの機会に・・・

※1 まちづくり】上尾の玄関口づくりとジャスコが作った「百貨店」-上尾駅東口再開発

 

2023年8月26日 (土)

いしかわ形成皮膚・美容クリニックが上尾駅東口に開院

皮膚科と美容系を診る駅前クリニックかつデジスマ診療は上尾で初?

上尾駅東口のタワマン二階(Ageoタウン)に、いしかわ形成皮ふクリニックが9/1オープンする。

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最近、ちょっと悩んだことがあった。

指の関節に粘液嚢腫※ができた。たいした病気ではないが、診てくれる医院を探したら上尾は少なかった。

昔、本件で中央病院で治療したことがある。今回もと思ったが、今は紹介状が無いと、初診時選定療養費の7,700円(税込)とられる。前は5500円位だったのが値上げされた。しかし問題なのは、中央病院のある科にかかっていると、院内の別科の受診は自由にできたのに、今はそれがダメになったことだ (>_<)

高齢化が進むと整形外科や眼科は流行るが、形成外科はあまりないので貴重だ。

驚いたのは美容皮膚科と美容外科までカバーしていた。成熟ニッポンでは、保険適用外の美容ニーズが高くなっているようだ。脱毛クリニックと同じで、時代の反映なのかな。院内は患者の動線を分離するなどの工夫がしてあった。

実は、先生に言わせると男性もということらしい。

時代は変わった! ( ゚Д゚)

参考 形成外科と整形外科、美容外科のちがい

院長の石川晶一医師は、日大医学部から埼玉医科大の助教を経ての開業らしい。界隈では中央病院をやめた医者がクリニックを開業して独立する例が多いので、やはり元の勤務地に馴染みのある商圏を選ぶんだなーと思った。でも、この場所は数年前には同業系クリニックがあったというので、クリニックにも浮沈があるらしい。

もう一つ驚いたのはスマホ診察券の導入だ。予約やキャッシュレス決済もでき、紙の診察券や領収書がいらない。問診までスマホでできる。デジスマ診療というアプリをスマホに入れるのだが、調べたらM3のシステムだった。

国がマイナンバーに保険証を入れるのでてんてこ舞いとは大違い。

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結局、Ageoタウンの二階は医療機関の集積フロアーのままだ。今、一階入口に空き物件があるが、一等地で入居できるのは医療とか塾に限られるのだろう。
塾と言えば、西口で積水ハウスの住宅販売店だったビル一棟が、W早稲田ゼミになっている。政府の子育支援のカネの流れ着く先は、出生数ではなく受験消費という良い例だ。

※粘液嚢腫は、潰して、出して、バンドエイドで縛るを繰り返す。つまり圧を掛けて、塞がるのを待つが一番と思う・・・

2023年7月16日 (日)

韓ビニ 上尾店、ショーサンプラザに開店

韓流グッズや韓国商品の専門店が上尾に進出。

ショーサンプラザ三階にオープン。前にダイソーが居たエリアかも。コンビニではなくカンビニですから、韓国商品を扱うバラエティショップみたいな感じです。 韓ビニのホームページ。

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形態はフランチャイズで埼玉県には既に数店ありました。ショーサンプラザでは、準備中で開店中というヘンな姿でしたが、陳列が終わった売り場から営業を始めたとのこと。

食品、コスメ、韓流グッズなどがありました。当たり前ですが食品はオール韓国語で、塩分表示が分かりません (>_<)


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韓流にハマった女性、特に若い子に人気がありそうです。わが家にも韓流グッズが溢れていた部屋がありましたが、韓国あるいは新宿まで行かなくても済むわけで、上尾のプチ国際化です。

身近な店ということは、低年齢層にも影響を与えそうです。もちろん、上尾市に住む韓国人にも便利なお店となるでしょう。

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近年、上尾市の人口が県内の西・北部圏の自治体のように減少することもなく、増加(実際はちょびっと)していたのは、外国人増加(それもちょびっと)によるものです。しかし韓国人は去年で362人と頭打ち。中国、フィリピン、ベトナムが三強です。

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韓国一人当りGDPは今年に日本を上回ると予想されます。既に台湾は去年日本を上回ったらしいです。

ドルベース比較なので『円安のせい』と言いたいですが、ウォンも安くなっており、為替のせいではありません。基本、日本経済の凋落、国際競争力の結果なのですが、不安な人は、日本は超高齢化で働いていない人も多いから、生産年齢人口で割るとよいです。順位はずっと高くなり、安心しましょう (^-^?)

また、国の豊かさを示しても、幸せ指標ではないとは良く言われることです。

韓国の出生率0.78(2022年)という、民族が維持できない恐ろしい水準であることはよく知られています。日本よりも必死に少子化対策をしていますが、成果がでません。

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原因は、日本なんてもんじゃないわけです。たぶん自殺率も高かった気がします・・・。根深い儒教文化の上に過度な競争文化という韓国社会から見れば、日本は楽です。

日韓関係がようやく正常化しています。

5年ぶりに政権交代をし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領になってから非常に良いです。前の文在寅(ムン)氏は酷かった。日本では、文氏は革新系と言われましたが、日韓関係では真逆、民族主義的な対立を煽る保守でした。

でもそれは日本人の大方の見方であり、韓国人の半数はそう思っていないらしいです。行きつ戻りつするかもしれませんが、アジア圏で最も親しい国になるべき相手であることに変りありません。

日韓和解に向けて、ポテトチップとキムチ買ってみようと思いました。

日本語の塩分表示を是非・・・

関連 韓国の老人宅配便にみる高齢化と格差社会の一面

 

2023年7月13日 (木)

上尾駅ガンバレ、北上尾駅ばてたか。一日平均乗車人数

これが本当の駅伝競走。

関連 本テーマの第一回記事

 訪日外国人客が順調に増えている。5月の190万人は、コロナ前の7割というように、世の中はコロナからの回復度合いがモノサシになる。

 先日、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、2022年度の駅の一日平均・乗車人員データを公開した上位100駅すべて前年比増というが、21年比なのでトーゼンだ (^^♪

 多い順に、1位は新宿(60万人、15%増)、2位が池袋(46万人、13%増)、3位が東京(35万人、23%増)。でも、コロナ前の18年比では新宿は76%レベルと低いのだ。 

 余談だが、久しぶりに尾身さんをテレビで見た。「9波ですよ」と警告するが、6回目ワクチン接種率は低く(第1回の16%)、世間は耳を傾けていない。むしろ、子供の夏カゼ(ヘルパンギーナ)が過去十年で最多更新したのは、コロナ対策による免疫低下が疑われる。『過ぎたるは及ばざるがごとし』なのだ。優しい政策が、真の優しさにならないという例は、合理よりも情緒を優先する日本社会にとって教訓とすべきだ。
 一方、大人の梅毒が増えているのはどんな教訓とすべきだろう?

 なお、新幹線駅では大宮駅(2.6万人)は二位だった(通常路線では9位)。新横浜駅が一位じゃないんだ。と言うことは、上尾市は高崎線一本だけど、鉄道アクセスの良い位置にあるんだとなと見直した。追記、これJR東ですもんね ( ゚Д゚)

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上尾駅は管内105位、一日36335人、コロナ前(2018)比で86%だった。北上尾駅13734人、同87%。共に定期利用が上尾駅は71%、北上尾駅は更に76%と多いが、定期客の回復は86~87%レベルだった。他は見てないが、たぶん周辺駅と類似だろう。

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 首都圏の主要駅は今年かなり回復すると思うが、コロナ前に遠く及ばない駅があれば、それは現役層の人口減少というコロナよりも深刻な理由になる。その可能性は思っているよりも早そうだ。

 本日の日経は、都内のオフィス不動産投資市場のREITが大震災後並みに低迷していると伝えた。市場参加者の総意だからバカにできない。原因は、いよいよ東京圏で労働力人口の増加が転機に差し掛かったらしい。そして、全員出社を前提とした面積が不要となっているから、50年頃には、今よりもオフィス面積は2割減るとの予想もある。
 ただし、ビル需要が落ちた地域は住宅需要に替わるとあり、結局、東京に人が集まることに変りはない。

なお、JRページの「以上」の用法が間違いなので伝えた。返信来るかな・・・

 

 

2023年6月 7日 (水)

上尾市ふるさと納税の成績は30点

上尾のビッグコンテンツは「上尾」を冠した自転車・メディックス・人間ドッグ・B?

追加:上尾マラソン券 

1 ふるさとで繕う日本 2 埼玉県ランキング  3 本稿

前記事の国資料から再掲すると、2021・R3年に上尾市は490件(≒人数)を受け入れ、実質収支は受入寄付額70-費用30-翌年控除額(流出額)574=▲535百万円だった。こうした赤字は都市部で、かつ人口順と類似する。

逆に、外部へ寄付した上尾市民は約14,000人、寄付総額は12億23百万円だった。つまり、入りは7千万円、出は12億円となり、人数では28倍差だった。

以上は国統計(控除額は推計含む)であるが、市の発表やネット上の他の公開値とは異なっている。

       件数    寄付金額(千円)
R3    447      62,954
R2    497      73,220
R1    306      19,660

 しかし数字の違い以上に問題なのは、上尾市当局が実質収支を報せず、聞かれるまで答えないという姿である。

平成27年度に返礼品事業を開始。自転車は人気が高いが、競争が過熱し総務省から資産性の高いものはふさわしくないという通知が出、29年度に自転車の扱いをやめた。31年に総務省から資産性が高いものの中に価格が安いものは含まないという趣旨の通知があり、10万円未満の自転車を再開した。
寄附額-経費等と市税減収額を引いた収支は、30年度は▲2億2,000万円、31年度とR2年度は▲2億9,000万円、3年度は▲3億9,000万円の赤字見込み。ただし、赤字の一部は普通交付税で措置される。・・・略
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  • 平凡な自治体

過去最大は1.1億円のままで、上尾市当局がしゃにむに上積みを狙うでもなく、何かいいネタ(返礼品)があればなーと言う、いかにも受動的な姿が透けて見える。

以前、悪法も法なりと書いだが、制度がある限りはとったもん勝ちなのだから税収獲得競争に本気で参戦し、停滞したローカル経済やルーチン型行政に変化をもたらすべきと思う。また、自治体担当者は産地品がショボいとかビックコンテンツが無いと嘆く前に、この競争結果は外部評価であり、知恵の有無までもが評価されていると思うべきだろう。

例 上尾市のふるさとチョイス・70件


1.自転車千台を目指せ。今の品揃え、ずれてない?

ブリヂストンサイクル(BSC)の電動アシスト自転車が、上のサイトでは人気の1~6位を占める(ランク順定義は不明、また順位は変動する)。

 一位はアシスタU スタンダード331,000 円。これはBSCのオンライン通販ではオーブン価格で非公開だが、ネットで11万円前後なので返礼率30%に収まるのだろう。TB1eスポーツ型は48万円と高額だが、直販で17万円、ネットで15万円ほどだ。

 しかし、車高の低い子供載せのママチャリは上位に来ない。このタイプは50万円と高く、その額(地方税)は年収(世帯構成で違うが)1800万円位となるので、そうした高所得層の年齢は幼児を抱える年齢層よりも上となりママチャリ需要は少ないはず。

 電動ではないスポーツタイプは直販サイトで5万~8万円台まで5種類あり、15~30万円になるから、このカテゴリーを強化した方が良い。また家族用なら、子供用の方が(安いから)寄付額も低くなって求めやすい。

 ようするに電動高額品よりも非電動の低価格帯にシフトして申込層を広げて数を増やす方が良い。人気のある肉や海産物だって、一品30万円とかはない。それでも20万円の千人で二億円にしかならないが、一方で手ごろな価格で済むヘルメット需要が(努力義務化で)急に生まれたから、数は増えるだろう。

 なお、あの泉佐野市はBSCと取引のある専業企業があるらしくて大量の自転車を載せていた。上尾の公務員との違いなのだろうか、これでは勝てそうも無い ('ω')

2.地産品が乏しい所は体験型だから、上尾メディックスこそ上尾のキラーコンテンツ

今は、埼玉アイスアリーナの無料券10,000 円と花咲の湯 回数券70,000 円がある。どの程度でているのだろうか。スケート場はフィギュア選手を目指す限られた親子に人気があるから、そっちの品揃えは無いだろうか。

そして、なぜ上尾メディックスを使わないのか不思議だ。Vリーグ観戦券なんて既に他自治体でもやっていたし、前に書いた選手交流会への出席どころではなく、姫路市では5万円でレシーブ体験までやっている。

しびれる!プロの強烈アタックふるさと納税返礼品は夢のレシーブ体験 ヴィクトリーナ姫路で5人挑戦

金沢武士団ホームゲーム観戦チケット引換券:14,000

・KUROBEアクアフェアリーズ選手からあなたへのサンクスメッセージ:10,000

・V2リーグ:フォレストリーヴズ熊本・・・スパイクを受けれる権利 観戦チケット+オリジナルTシャツ付き 20,000

・サンバーズの現役選手などから直接指導を受けられるバレーボール教室 55,000

3.上尾中央総合病院の人間ドッグを

上尾を冠して有名なのは病床700を超す上尾中央総合病院だ。なにせ駅から歩3分と近いのがウリは関東圏や埼玉県内からのアクセスが得られやすい。既にやっている所は下。

ふるさと納税の人間ドックおすすめ還元率ランキング!エリア別まとめ

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 見晴らしの良い最上階のラウンジにはフリードリンクもあるし、終わった後で1階食堂の無料券も付けてもイイよね(某健保組合ではそうしてる)。一度、受診、じゃない打診に行ったらどうかな・・・

4.ベルーナの衣料品や高級ホテルは

 ふるさとチョイスの「衣料品」 

 通販ベルーナに高額品を中心に協力してもらえれば品ぞろえが良くなる。なお、札幌駅に作るインバウンド用高級ホテルSAPPORO HOTEL by GRANBELL(仮称)の宿泊券はムリかな? 凄く人気が出るはずなので市長のトップ営業が必要かも。

  • その他

・追記 上尾ハーフマラソン・・・申し込みが多いから、ふるさと納税者優待券とか。

キウイ・・・上尾市の特産品と言う割には使われていない。一枚百円超の煎餅なんかよりいいよ。

・畠山稔 握手券 1000円

・上尾市役所特産ブロック塀工事一式 100万円~700万円

 

おわり

 

2023年3月16日 (木)

尾花レポートに見るアルアル感-2

前記事のつづき 4min read

尾花レポートをメリハリないと嘆く市民もいるが、他議員のそれと比べると新鮮だった。以下は感想記、枠内は蛇足。

1.昭和の都市計画と企業誘致

昭和40年代に作られた都市計画が生きていて、今の時代とズレるから見直しをと提言する。(体験談を文末に)

例として、首都高延伸によりインターチェンジが期待される堤崎に企業誘致をすべきだが、農地以外に使えない。そして、役所内には土地転用の必要派とムリ派がいるが、双方がまともに議論した節は無いと指摘していた。

二つのICを持つ桶川市には企業誘致の大型成功事例がある。加納ICの工業団地でシーエックスカーゴ(生協)の流通本社が事業拡張して大型倉庫ができた(7万㎡・デベロッパーはDLP桶川)。一方、上尾にも物流倉庫の進出ラッシュが起きてブログで取り上げてきた。6大倉庫の延床が約40万㎡へ巨大化し、桶川なんか目じゃないが、市は成果自慢していないから棚ボタなのだろう。下で口を開けるのも努力という…。

用地転換は十年仕事なので受け身のお役所仕事ではタイミングを逃す。すると企業は勝手に市街地でさがすが、適地は少ない。最悪、資材置場や産業廃棄物等置場という招かざる輩が乱開発し、公が残土の尻ぬぐいまでさせられるのはテレビ報道でお馴染みだ。

元々、埼玉県への企業進出は多い。2009-18年の十年間の転入超過数は日本一だ。東京からの転入が8割位で、地価が安く交通インフラ(圏央道、外環道)が理由だ。帝国データ調べ

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今は圏央道効果で物流センター進出に沸くが、倉庫業は雇用吸収力が弱い。製造業を期待しても食品系が目立つ。超過数はすでにピークを過ぎていて、地の利だけでは頭打ちとなりそうだ。企業立地課の実績

2.共同ゴミ施設の周辺開発とは

伊奈町と上尾市のすれ違いを指摘する。県議選を意識した伊奈町票の開拓につながる巧みさだが、こうした案件は公益と私益がからみ、彼のような保守系議員にタカル人が現れるから要注意。私的には、2市町は別居婚レベルまで提携を深めて欲しい。それができるのが保守系の強みだろうと思う。

3.上尾駅周辺の再々開発とは?

記述が少なくて不明だったので勝手に書くと…

  • アリコベール(1983年)などの再開発の可能性?

 丸広坂戸店が去年閉店した。丸広上尾店は不動産業として凌いでいるのは、昔々、上尾の第三セクから安く買い取ったことが効いているかも。その百貨店という業態が時代遅れと言われて久しいが、総合スーパーにも及んだのが、先日のイトーヨーカドーの大規模閉店ニュースだった。

 前にも大閉店していたので、またかと思っただけだが、都市圏への集中だけではなく衣料品をやめて(肌着類は残す)、食品スーパーに徹するという深刻さだった。売り場のパートさんも浮足立つ。

 上尾駅前店売り場を縮小したばかりだが、遅かれ早かれ衣料品は専門店に任せるのだろう。西口の大家である昭和産業も、ショーサンビル売却では済まなくなりそう。アリコベールもショーサンも「昭和の経済」を入れたままでは残れないわけだが、私的には、丸広は地下食品売場をヤオコーに任せればよいと思う。

今、東口ペディストリアンデッキのタイル補修をしている。下地コンクリも劣化して全面補修になったが築40年だからなのか? たまたま中央病院の新棟も外壁タイルの張替え中だが、そっちはSの施工不良とか・・・。前から気になったのは仲町谷津線(H20/1)のこと。〒局前の踏切から駅寄りにアンダーパスで東西をつなぐ。東側は空き地化できたが西側はまだのよう。その道は尾花ビルの横なので関係者になるのかな、ということ

4.水上公園の再開発に上尾からの提案は

スポーツ科学拠点という曖昧なままで、誰もよく分からない。市議会は大野知事に要望を出したが、「アスリートだけでなく多くの県民・市民が集う場となるよう、屋内プールの整備などを計画に」と言うだけ。スポーツ団体の組織力が圧力になるみたいな話は五輪でも聞いたが、それとは違うかな?

あの隣にある老朽化したスポーツ研修センター(宿泊付き)や中の老朽ジムを機能移転して増強する提案をして欲しかった。県にも市にもメリットがあり、プールよりは安上がりだ。

5.GLP上尾と交差点の渋滞

現在の上尾陸橋からイオンまでの間は、下りの渋滞が頻発、上りは空いている。レポートにはGLPの車は、左折インで入り、右折アウトがルールとあるが、左折アウトの誤植である(前に確認した)。でも本当にそれで良いか?

GLPの入出車数は分からないが、左折アウトで旧中仙道へ出て陸橋交差点で右折待ちすると渋滞を招く(右折レーンができても)。次に愛宕交差点に進み、さいたま市方面へ右折するとムダな距離と時間を費やす。それなら臨機応変にGLPからの右折アウトを認めた方が周辺の交通量は最適化する。一律に左折アウトは問題だと思うのだが…。

 変われない日本の自治体行政-体験談


田舎に相続の畑があり、毎年、「コシゼイ」という喰えない紙が生えてくる。コロナ禍に県の依頼で測量立ち会いに行った。子供が増えて通学路として危ないから交差点を広げるというが、昔の方が子供は多く、運転も酷かった。反対しにくい理由付けだと思うが、実は県道(旧国道)が昭和30年代、もう一本は40年代に決定した都市計画道路だった。

埃の被った計画を60年後に天日に当てるのは、仕事量を確保したいだけではないのか。長野県はオリンピックで道路をかなり作ったのに、この平凡な2車線の交差点を最大25m幅・歩道含め7レーンにすると真顔で言う。

バカじゃないか、と地元民は白けるが誰にも止められない。交差点近くの個人宅やつぶれそうな事業所を見ると、宝くじに当たったも同然だ。しかし畑は入口道を後退するだけなので、50m幅にしてよと・・・。

こんなのが日本各地で行われていそうだ。

きっと、世界で一番道路が舗装されているのは日本と思うが、

自慢にはならない。

 

※1 アリコベール上尾施設概要

 

2023年2月27日 (月)

ショーサン上尾ビルを売却。昭和産業

1-2min read

追記 シャレの説明のために図挿入

先日、縮むヨーカドー上尾店の記事を書いていたので、ニュースラインを見た時、とうとう昭和産業は小麦価格暴騰に耐えられず、ショーサンプラザを手放すのかと思った。

それは勘違い、スポーツジムのゼクシス上尾店が入るビルの方だった。

 日経記事(※1)を要約

2/24金、昭和産業が23/3月期の決算見通しの会見をした。連結純利益が前年比20%減の32億円の予想が、一転して70億円になるという。理由は、商業ビル・ショーサン上尾ビルの譲渡益約50億円を特別利益へ計上による。3月に引き渡すが、譲渡価額や譲渡先は明らかにしていない。「経営資源を有効活用し、資金効率の改善を図る」と説明した。

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 同ビルの開業説明では、2013/3に竣工しているから、
10年で50億円の売却益とは、揚げるのがうまい延床面積11,000㎡とある。地下から湧き出す天然温泉を利用した大型温浴設備を併設した大型のスポーツ施設「スパ&フィットネス ゼクシス上尾店」が入り、同施設は、県内最大級約1800坪の面積を有しとある。

 実際、多くの市民が入会し、そして去って行った。久しぶりにサイトをみたら、また大安売りをしていた。原燃料費が高くなっても凄いことだ ( ゚Д゚)

ついでに、先日、温泉旅館でレジオネラ菌問題が浮上したので直ぐ連想した。

ここのシャワー室が汚かったのは清掃が行き届かないためとすぐ分かる。お風呂の方は見かけでは分からない。ぬめりが有っても温泉特有かと思うし、素人では分からない。

しかし、ここは風呂だけの高齢会員に人気がある。一か月5000円で入り放題だから内湯よりも安い。

スパではなく、コスパなのだ。

なので、温泉の効能書きばかりではなく、清掃実態も明記しないと、あの(運動しない)高齢者らがリトマス試験紙みたいに見えてくる。

 春には大家さんの名前が明らかになると思うが、他に転用できないこのジムの経営は気がかりだ。いずれ学校プール廃止による公的需要も少しはもらえるかもしれないが・・・。

最後に、ずっと気になる事。

温泉にわざわざ『天然』とつけるなよ。

※1 昭和産業の23年3月期、純利益一転増益 譲渡益計上で

 

2023年2月16日 (木)

縮むヨーカドー上尾店とロピアのスーパーパリューetc

IY、SV、PaPa、Aeon公園、くいしんぼ、八つ当たり

追記 3/1 ショーサンプラザの空きエリアへ西松屋が出店、ダイソーは移動して増床(上尾駅前は百均天国へ)。


前記事の続き 関連 上尾を去るブリヂストン 難産で開業するイオン

何新聞か忘れたが、昨年末に埼玉県経済界の十大ニュースという記事を見た。一位は、売上を溶かすブリヂストンサイクルで書いたマレリ破綻、10位はスーパーバリュー(SV)へのロピア資本参加だった。

1 スーパーバリューはロピアの子会社へ

 一年ほど前、500円の株価が三倍まで急騰したことがあった。低迷続きのSVは、コロナ禍の初年度は黒字になったが、好転することはなく、ロピアからの業務提携に乗った。あっという間に創業家から第三者増資で52%を得て連結子会社にした。

それで終わったと思っていたら、先週、追加増資で67%まで増やした。SVの店舗改装に使うらしい(※1)。そして、今決算が黒字から一転16億円の赤字予想になった。ここ5年間で黒字は一回のみである。業績からも資産価値からも買えない株価だが、ロピアが買い付ける。

神奈川を地盤としたロピア(売上2500億円)が埼玉と東京に展開するSV(今期700億円)を傘下にしたので連結売上高ではベルク以上の規模らしい。しかし、食肉を得意とする食品系ロピアにとって、回転率の低いホームセンター部門はどうするのか、また、親が非上場なので、赤字の子会社を上場し続けるはずは無いだろう。

となると、本社のある上尾店は一店舗に格下げになるかも…。

イオンモール上尾の開業で、同店は全面積の半分しか稼働してないように映る。でも、久しぶりに午前中に行ったら食品売り場が賑わっていた。私的にはSVのホームセンターは近くて便利だが、イオンで道路が混み、そこへ巨大倉庫までできて車が増えたら更にアクセス性が悪くなる。ロピアが食品売り場を再建できても、ここの施設の広さをどうするか気がかりだ。

2 売り場縮小のイトーヨーカドー上尾駅前店

去年秋、ショーサンプラザが大改装をした。結局、ヨーカドー(IY)が3・4階から去り、IYは売場面積が狭くなっただけではなく、庶民の手の届かない店になった。と言っても高価格帯にシフトしたわけではなく、たくさん商品を置くために陳列棚を高くしたのだ。最上段には梯子が必要だ。

今どき、こんな陳列はドン・キホーテのようなディスカウンターぐらいで、IYも落ちぶれたなーと思った。背に腹は代えられないのだ。残った売場は女性用中心で男モノは絶滅危惧種並みへ。

B1で惣菜売場を増やしたのは、高齢化と共働き増加への対応とマネージャらしき人が語った。しかし見通しの悪い売り場レイアウトは万引きの心配が尽きない。

今は、3~4階の空床に大家のショーサンプラザが苦労する。典型的な駅前流通圏の空洞化みたいなものだが、人流が鉄道依存の街なのでこの程度で済んでいる。追記写真

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3 PAPA北上尾はデフレ御三家へ

マナベインテリアハーツが去年夏に撤退した。上尾では家具屋は商売にならないと言われた様でガックリだ。昔は、島忠や大川があったのだから、えらい違いである。

高齢化すると家具の買替えは介護ベットか棺桶位しか無いし、若い人たちは遠くの大型店へ行くのだろう。既に、本屋が無い町もある時代だから、家具屋くらいで嘆くことはないとしよう。

後を埋めたのはブックオフだった。この店は、R17号の桶川寄りからの移転だ。丁度、大量の漫画本の始末があったので、近くなって便利だった。資源ゴミに出すよりはマシである。店は広く、古本よりも様々なモノを扱う大型店となった。

 階下にドン・キホーテ、プリンセス棟には開業以来のダイソーというわけで、今の日本の御三家みたいな店舗によりPAPAは暫く安泰かも。忘れてならないのは、6年間も空床となるヒマラヤ撤退後の2000㎡の区画のこと。出入りが一カ所、窓のない袋地みたいな物件に図書館をと考えたのは、後にも先にも上尾の公務員だけである。※2

公園を造るイオンモール上尾

 たった二年なのに平面駐車場を壊していた。別棟建設かと思ったが違った。受付嬢がパース絵を特別に見せてくれた💛。親子で遊べる公園らしい。ブログに載せちゃうかもと言ったらOKなので、約束通り公開へ。(3週間前の話し…)

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 当初、基本商圏を半径3㎞圏・7万世帯・17万人、年間700万人としたが、コロナで狂ったはず。だから、たった二年で駐車場を潰してまで造るのは、集客のテコ入れ策だ。そして商圏をもっと狭く再定義したかもしれないな。

ここよりも気になるのアリオ上尾店の方だ。売場の殆どはセブン資本の店である。最近UQモバイルの専門店ができた。ここ周辺は人口急増地帯があるものの、全体としては高齢化が進むエリアだ。

二つのSCではテナントの撤退と開業が相次ぐが、立地特性が正反対なのが面白い。新陳代謝がスムーズに行った方が勝ち残る。 

5 閉店した くいしんぼ!

他業種と比べて飲食業の閉店は目立ちやすい。俗に開業一年で3割、5年で6割の廃業率とも言うが、その分新規開業が多いのも特徴だ。コロナ禍で長く沈んだが、サア浮上と言う時にバイトの働き手が戻らず、そこへ30年ぶりのコストインフレが襲い、相当きつい。

そんな中、最近、丸広下のステーキハウスくいしんぼうが閉店した。連日、夕方は行列という光景だった

一度も行ったことが無いので、閉店日の昼にでかけた。

席に着くなり、『ステーキはもう有りません』と。残りのメニューは二種だけだった。しかたなく鶏肉料理を食べたが、これじゃあ夕方の客は断るのかと思った。カウンターの中では店員らが閉店準備の話をしているありさまだった。

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今まで一度も行かなかったのには理由がある。

外から店内が良く見えて、ソファー席のパッチワークが目立った。繁盛していない店の典型と思い、入る気にはなれなかった。そもそも客も見かけない。今回入ってみて、料理が来るまで、もっと多くのパッチを発見した( ゚Д゚)

鶏肉料理は塩気が強すぎ。

一日の塩分摂取量を軽く超えた( ゚Д゚)

メニュー写真を見る限りは安いが、たっぷりとソースをかけて素材の良し悪しは分からない。うまいのかマズいのか分からないが、ボンベルタ時代から続いたので、それはそれで感心する。でも今はもっと美味しい店が増えている。

外にでて、

『これなら、もう来ない』とつぶやいた。

なので、閉店と聞いて急に並ぶ客が現れたのは不思議だ。きっと料理よりも、過ぎ去った若い頃を懐かしみに来たのではないだろうか。

ところで、市内で閉店が相次ぐ世情を取り上げ、上尾市政のせいみたいに嘆くのは如何なものか。クールな理系市民のハズが、因果の離れた喩えは「残念」。更に輪をかける人は論外、八つ当たりだよね (^-^?)

上尾市役所は、

『いくらなんでも、それは無いでしょう』とコメントしたら…

 

1 ロピアHD、スーパーバリューを子会社化

2 新政クラブと共に反対する…PAPA賃貸案

3 カトパン結婚で注目のスーパー「ロピア」

 

 

2023年2月 6日 (月)

売上を溶かすブリヂストンサイクル

ここまで酷かったとは! ガンバレBSCと言いたいが

23.2/16 追記を文末に。親会社決算より


 去年、マレリ社の倒産にはビックリした。旧「カルソニックカンセイ」と言った方が有名だが、高崎線の車窓から見える本社ビルからは想像できない苦境だった。負債総額の1兆1850億円は埼玉県の過去最大だが主に金融機関が負うもので、今は事業再建を目指している。

 原因の一つには旧親会社の日産の不振・減産がある。その連想で、上尾市のブリヂストンサイクルはどうなのかと気になっていた。要するに、これは去年書くはずの記事である。

 親会社のブリヂストンは世界的メーカーでEV時代でもタイヤは無くならないが、近年はミシュランに首位を奪われ、低価格帯は中韓の追い上げもあり、20年度には70年ぶりの赤字転落になった。直ぐにグローバルな大リストラを進め、生産拠点の四割を減らす粗治療で回復途上にあるが、撤退の多くは非タイヤ事業つまり多角化の失敗や不採算事業である。

 だから連結子会社のブリヂストンサイクルも含まれた。加須市の騎西工場(年産22万台)を閉鎖し、中国と上尾工場へ生産移管となったことは21年に書いた。本社の上尾工場が存続したものの、実は親会社以上に深刻だった。決算は非公開だがFUMAによると次の通り。

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年商420億円の企業で100億円を超す赤字という恐ろしい年があった。黒字の年でも利益は微々たるものだ。

●原因は、度重なる自転車リコール問題である ※1

 2019年に、「一発二錠」搭載車343万台の無償部品交換を発表した。その後1年半で53万台を改修するも実施率は15%。しかし、自転車の耐用年数を考えると、多くは廃棄された可能性があり、「推定廃棄数」を考慮すると20年末で88.6%だという。

一発二錠とは後輪を施錠するとハンドルの回転も同時に止める機構で、盗難防止のためにあるが、走行中にハンドルロックがかかり転倒リスクが起きたという。03年からの長期製造・販売だったことや最終出荷から4年も過ぎてリコール宣言したこと、購入者履歴が分かりにくい等が重なり、解決に苦しむ。111万人にDMを送ったと言う。

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 記事(※1)によると、リコール損失の74億円は19/12月期の計上だ。しかし、20年はさらに赤字が増えていた。新たなリコールが相次いでいるためである。

 去年の上期、親会社のブリヂストンの連結決算では、『子会社の自転車・電動アシスト車のリコール関連費用』として153億円を計上した。これはロシア事業の減損135億円よりも大きいのだ。親が優良企業だからやっていけるが、このスケールの二期連続の赤字(累積約300億円)は独立系の中堅企業なら債務超過になり兼ねない。

 今の会社ホームページを見ると分かる。リコール案内ばかりが目立ち、前向きな事業展開になれない姿が伝わる。昔書いたパンクレスタイヤどころではない(※2)。経営がパンクしたのだ。

22年11月09日 ・・・電動アシスト自転車・・・引き上げ棒 無償交換のお知らせ
22年10月31日 折りたたみ自転車・・・・製品回収(返金)のお知らせ
22年10月11日 ・・・・「ステンレス製リム」リコール(無償交換)のお知らせ
22年04月05日 ・・・自転車バッテリー・・・無償交換実施のお知らせ
21年01月26日 ・・・一部モデル用バッテリー無償交換実施のお知らせ
19年06月24日  ハンドルロック「一発二錠・・・自転車の無償点検・改修のお知らせ

 ●縮小する国内自転車市場

 自転車産業振興協会によると、22年上期の国内流通量は308万台、前年比24%減は過去十年来の最大の落ち込みという。コロナ禍の密回避として20年度は需要が伸びたが、世界的な部品減少による供給不足や、原料高による値上げの影響があったという。

 なお、ブリヂストンサイクルは去年も再値上げをした。為替、部材、物流費等々の上昇がきつく、その価格転嫁は販売台数の減少につながるから、プラスマイナスの行方が気になる。自転車に技術革新が見込めなければ、先細りなのではないだろうか。本体の決算発表は来月と思う。

似た話は、日野自動車の問題である。不正による出荷停止に追い込まれたが、UDトラックスに漁夫の利が少しはあっただろうか。ナントも奇妙な組み合わせが上尾で起きていたわけだ。


● 私のリコール体験記 

新しい順に書くと、日産の検査不正問題でマイカーが該当した。うろ覚えだが、ディラー車検をするときに割引されるらしいが、他の整備会社でやったので、後から、お詫びみたいなカネを振り込まれた(金額は忘れた)。

Windows 7時代、パソコンのレッツノートのバッテリーがリコールとなった。火災リスクがあるという当節よくある問題だ。新品と交換したが、実際は、当該ロットでも殆どは正常品であり、ユーザーとしては儲けものだ。その時は、回収費用がバカにならないと同情した。

もっと昔、Sビールの苦い記憶が蘇えった。新製品の試し買いをしたが、なんてマズいビールだと思った。単に口に合わないだけと思っていたら、翌朝刊に「異臭がするので回収」という広告が目に飛び込んだ。空き缶を送ったら中身が満たされて戻ってきた。

さらに昔々、オフィスソフトがバージョンアップする度に解説が人気を博す時代の話だ。Wordの本を出版初日に買って読んだら、途中から関係ない内容のページがあちこちに見つかった。出版社は私の電話で初めて気が付いた。

製本は、16ページ折り面付けというように一枚の大紙に複数ページを印刷して折って綴じる。それはコンピュータ化されているが、どこかでズレたのだろう。忘れた頃、新本が送られてきたが、むしろ返金して欲しかった。中身の乏しい本だったから。

 以上はモノの話だが、世の中にはヒトの場合もあると聞く・・・

1 日経クロステック ブリヂストンサイクル343万台リコールの今、1年半に重ねた努力

※2 上尾を自慢させてくれる2つのテクノロジー

●追記 2/26 ブリヂストン連結決算より

 ロシア事業関連損失 184億円、ブリヂストンサイクル(株)リコール費用 164億円。

 

2023年1月15日 (日)

上尾の軍需工場とアナログ行政

上尾郷土史のデジタルアーカイブ化を求める

2-3min read

元記事 東邦レースについて・・・五大工場の流転

先日、9年前の記事(上記)にコメントが来た。その前後の記事には昔を知る方から稀にコメントが入る。今回は内部事情を知る人しか書けないことなのでちょっと驚いた。

東邦レースが戦前は落下傘の製造をしていたという誤解が、上尾市民の間で流布していましたが、戦前は東京光学(現トプコン)の上尾工場で、陸軍の銃器用の照準器や戦車用の光学機械を作る軍需工場でした。東京からの工場疎開は帝国陸軍が主導し行われました。東京光学は戦後間もなく東京に戻り、その後、東邦レースが大工場を立て米軍向けのレース織物を製造しました。

若い頃、写真マニアだったのでトプコンを知っており、同社が上尾にいたことにも驚いた。

だが、事実関係を確認できないと返しようがないから、図書館で漁った。

そう、ググるのではなく、郷土史という古本から、太平洋戦争1941~1945年(昭和16~20)あたりの産業編みたいな所を探した。そしたら、若い司書が先に見つけてしまった。老眼と言えどもデジタルアーカイブなら負けるはずないのに (>_<)


『上尾市史第7巻 通史編(下)』p388~389より要約引用

・昭和十三年からは陸軍省令により軍需指定工場が増加し、東洋時計が軍需指定工場となった。昭和十五年暮れには、物資総動員計画のもとで、上尾市域の各町 村でも重要物資の現在高・関係者調査が行われ、民需生産は抑制された。

・昭和十八年には愛宕にレンズなどの軍需工場である東京光学株式会社上尾工場が、十九年には大日本機械工業株式会社上尾工場(昭和二十五年十二月横浜ゴム上尾工場となる)が、上尾市域に新たに進出(疎開)することになった。

 軍需工場のくだりは以上だが、当方は次の資料を先に読んでいた。

『上尾百年史』 p317より

同社の東京からの移転について、昭和二十七年六月二十七日付「毎日新聞」は「移転先は上尾・東邦レースエ場」の見出しで次の記事をのせている。
東京都葛飾区本田町にある東邦レース株式会社(社長三木市氏)がかねて通産省を通じ本県へ全工場施設の移転を申入れ、敷地を物色中だったが、北足立郡上尾町に決まり、去る二十一日土地所有者の東京都神田佐久間東洋観光株式会社と二万坪の敷地売買契約が成立したむね、二十三日県経済部へ報告してきた。(略)上尾町 から固定資産税と住民税相当額の奨励金が交付されることになる。

ついで、こんな資料もあった。

  • 製品出荷額は、川口市、浦和市、大宮市、上尾市で第四位。

大宮に次ぎ埼玉県内二位という時代もあったと記憶していたが、下の1969年(昭44)の製品出荷統計では第四位だった。それでも凄いポジションである。そうなのだ、もうじきドイツに抜かれてGDP四位になっても気にしないことだ (^^♪

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鴻巣市や桶川市も続いているので、高崎線や国道17号が寄与していたと思う。その後、脱工業化=住宅地化により今日に至るが、都心との距離感で都市の盛衰につながる時代になった。

 上尾百年史をグーグルでデジタル変換する 

 ページ写真をGoogleドライブにアップして、画像を右クリックし、アプリで開く、Googleドキュメントを選ぶと、文字のデジタル変換がされる。かつての、(家庭用)複合機からOCR変換によるpdf化と比べたら異次元の楽ちんだ。

元が活字体だと100%近い認識となる。微妙な誤認識や見出し行のレイアウト乱れ、書式乱れはあっても、それらはGoogleドキュメントの編集スキル次第である。表組は変換できないが文字列は抽出されるため作表はできるし、ソースから図として切り貼りしても良い。

かくして、素人でもデジタルアーカイブが作れる。しかもタダ。だから、ソース写真を市が管理し、クラウド上で一人の市民に1週間で10ページ依頼すると、何人×何か月で完成というわけである。

 

しかし、思いっきり、Googleの図書館プロジェクトに依頼してGoogleブックスへ入れてもらうのもアリだ。

例 青森県中津軽郡藤代村郷土史

 

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