上尾市原市の古代ハスの美しさは誇大ではない。
●追記 集合体恐怖症ってネット時代の情動伝染か(文末に)。次記事 2回目撮影へ、関連 行田市・古代蓮の里とスマホ熱中症
土曜の朝っぱらに電話がきた。見てきた満足感が電話口から伝わってくるが、息子に運転させて朝6時半に見に行ったというのだ。蓮のことよりも、親孝行なせがれがいるもんだなという方に関心が向いてしまった。
まだ行ったことが無いので、Pixel 6aで撮りに行く気はあった。密に咲いている、との電話は役立った。ネットにアップされている写真記事の日付を探ると、見頃は7月初旬の早朝らしい(午後はつぼむ)。
週間天気で今朝が晴れなので出かけた。朝7時に10台位は来ていた。片側に路上駐車だ。一眼レフカメラを抱えた、朝に強い世代ばかり・・・。以下、クリック拡大。
●望遠がなくても、近づけるので撮り易い。人も少なく、人工物が写り込まない背景(方面)があるのもいい。青空が最適だが、小雨でも風情がありそう(ただし入場できるかは不明)。
背景ぼかすも、前をぼかすもよしだが、明るすぎてスマホ画面の視認性が悪くなる。テキトーに撮るとカット数が80位になり、本体が少し暖かくなった。最新のPixel 7aが出たばかり、それを買った友人がいたが、連写時の発熱とかはどうなのか気になる。
ほとんどの花に蜜蜂が訪れている。
雨上がりの朝。
普通に撮ると平凡(↓)なので、空の青さ、花弁のピンク、葉っぱの緑のコントラストを狙った。ボケを付けすぎると絵画調になってしまう。
●「原市沼を愛する会」地元の保存会
場所はここGoogleマップ。沼南駅歩5分
公式ブログ 蓮池ビオトープ・原市沼の古代蓮・・・最後は2016年記事なので、やはり少し古代である。掘っ立て小屋みたいな入口から入ると、保存会の人が解説してくれた。帰りに少しカンパしたら種をもらった。本日、原市は五町夏祭りの日。飾りつけの済んだ道路とテント張りに集まる人々の姿があった。
会の資料によると、1985年頃、この湿地帯は不法投棄のゴミ捨て場と化していた。見かねた住民らが会を作り、8年がかりで撤去清掃した。そして維持するために、戦前咲いていた蓮を復元しようと行田市から蓮の種を譲り受け育成に努めた。開花第一号は1996年7月18日朝である。 |
ザリガニが天敵で駆除が大変らしい。越冬して棲みついてるようだ。スルメやカエルをエサに簡単に釣れるから、花が終わったら、子供向けにザリガニ釣り大会でもやったらと思った。そもそもここは上尾市当局とは無関係らしい。でも、上尾市がここのハスがキレイ、と何かでPRしていたので、口やカネは出さないけど、成果だけは欲しいのだろう。
上記は間違いで、環境系で年8万円の助成を受けてました。となると、もっとPRしても良いです。蓮の場所は限られますが他よりもアクセスの良い撮影スポットです。
追記 今年は「全滅」川越・伊佐沼、特定外来種の食害原因か
追記
ハスの写真のネット記事を見ていて、茎の写真を載せるのは云々の記述があった、意味が分からずだったが、先頭の写真を見た人が集合体恐怖症という耳慣れない言葉を放った。最近の言葉らしい。無数の穴バターンがあるモノへの恐怖感らしいが、どうにも腑に落ちない。ネットで読んでいたら、人が笑うのを見てつられて笑う、泣くのを見てもらい泣きするという反応を情動伝染といい、そうしたものではないかという見方があった。
例えば、蛇は気持ち悪いから、その体の模様に似た図柄は気持ち悪い。しかし、それは蛇を知っているからであり、このハスの茎は、気にしなかった人が、そんな事があると知らされることでスイッチが入るのでは無いか。
ハスにしたら風説の流布である。個人的にザクロの方が強烈さがある。子供のころ庭木からとって食べたけど・・・。
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