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2021年7月10日 (土)

一か八かで東京混乱ピックへ突進する体育会政権

日本人は、外国人に毅然と注意できるだろうか?特に欧米人へ(>_<)

追記 上尾市の感染者数の移動平均グラフ

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●勝ち負けというメンツにこだわる人達

 やることを前提で公的に動いている場合は止める決断は難しい。菅さんは、対外的には先のG7で世界に向かって大見えを切り、後へ引けない状態にした。対内的には、「人類がコロナに打ち勝った証拠・・・完全な形の東京五輪を」という安倍さん達が好む"勇ましい"言葉に気押されて来たと思うが、とうとう無観客開催へ折れた。半年後の北京の冬季五輪と比較されるのはたぶんイヤだろう。

感染者数はステージ4でも、ワクチン効果で重症化率はステージ3だから蔓延防止でいくと思われていたが、先手策のつもりで緊急事態宣言を出したのでブーイングが凄かった。東京都はこの半年で「普通月」は一か月しかないらしい。もう何度目の宣言か分からなくなったのは、宣言への集団免疫ができたためだろう。

最近、決断が遅いという批判に、「ギリギリまで探る努力をしている」と田崎氏は擁護していたが、それがこの結果だ。春頃、素直に「コロナ禍で大変ですが無観客でやらせてください」と語ればマシだったかも知れないが、意思決定の先送りは見苦しい姿と新たな混乱を招いた。

西村大臣は、政府の言うことを効かない飲食店には取引銀行から注意させたい、と言っちゃって、大炎上した。進退ものだろう。今更書くでもないが、これが日本のコロナ対策大臣なのだ。結局、きっかけは7/7日の東京の感染者920人という跳ねた数字らしいが、500人位なら有観客で突撃したのだろうか?

 週末に世論調査がありそうだ。追い込まれた末の決断は、だから(世論が)言ったじゃないか、という負の評価になるのか、「無観客ならマシだ」が増えて、英断と評価するのか気になる。

今ごろ、菅さんは就任直後に解散選挙すればよかったと悔やんでいるはずだし、党内からは恨みを買いそうだ。でも、自分らしい政策を実施してから解散したかったのだから、こうなった。五輪開催はギャンブルみたいだが、似た元首は他にもいる。イギリスのジョンソン首相は毎日三万人感染者でも、ワクチンにより感染と重症化・死亡の間の関係が「断たれた」として、マスクは義務ではなく全商売を再開させる。普通の風邪扱いにしたいのだろうが、彼は去年春に判断を間違えたから、今回も分からない。

ロックダウンで苦しんだ国ほどはやく元に戻りたいが、イギリスは実験みたいになっている。ニューヨーク州は接種率が7割といい、制限の多くが解除されて花火で祝っていたが、増加する銃暴力に対処するため災害緊急事態命令がでた。コロナより怖いのは人間だと言う普段の生活に戻った証拠なのだ。

●選手は1万人、関係者(オリンピックFamilyや報道関係)は4万人とか。

 バブル方式という名前からして頼りないが、本当に、日本人の関係者達が、様々な外国人に対して毅然とした態度で感染対策を迫ることができるか?

アスリートは自分が損だから、彼らから感染が広がることは無いと言われるが、世界にはドーピング違反を平気でしたり、カネのためや国の特別扱いでメダルを狙う選手もいるわけで、彼らは自分に不利な情報を提供しない。バブルの中からトンデモ感染で競技中止にならないか心配だ。

以前、変異種のオリンピックになると揶揄されたけど、空港検疫がザルだと言う批判が多い。ドーピング違反者なら検体すり替えはお手の物。ワクチン接種済み確認の信ぴょう性はどうなんだろう。唾液採取も対面式なのだろうか?。逆に日本よりも科学的対策をしている国があれば、日本の方が安心できないと言われそうだ。

つまり性善説に依存した「おもてなし」では通用しないレベルに来ている。その意味では、日本人には苦手な運営になる。

今はコロナで忘れられているが、東京の異常な熱さは前から問題視されていた。十分な調整期間もなく競技に入る外国選手には不利だ。一方、有観客だと日本人ばかりになるので、無観客はある意味、公平感になった。

五輪貴族は日本人をなめ切っている。コーツ氏は「緊急事態宣言下でも開催」といい、IOCの最古参委員が「アルマゲドンが起きない限り、大会は進む」と言った。

アルマゲドンとは人類滅亡だが、東京での大混乱はテロでも惑星衝突でも感染爆発でもなく、首都直下地震の方だ。日本側がいつ来てもおかしく無いと言い切れる災害だから、上の発言は意外と荒唐無稽ではない。もちろん起きて欲しくはないが、震度5の揺れが夜に来ると、選手村の外国選手は寝不足になるかもしれない。

地の利だけでなく、細かな感染対策など、それに馴染んだ日本人選手が有利になりそう。それで史上最多の金メダルに沸いても単純に喜べない、そういう東京オリンピックを迎えた。

●聖火リレーを初めて見たが、ここが公道リレーの最後だったかも

僅か数秒、しかも雨傘ごしで良くは見えなかった。炎だけでなく煙も出せば分かり易いのにと思ったのに・・・。

テレビで見た東京五輪、生で見た長野五輪、テレビで見るコロナ五輪と三回目になるが、聖火は初めてだ。

スポンサーの車が多すぎた。企業ではトヨタ、日本生命、NTT・・・を見たが、沿道警備まで入れると千人位が関わると思った。途中なんども空のマイクロバスが来たが、中継点を過ぎたら車で関係者を載せる為だろう。

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沿道が狭いから、どれだけの人が来たか分からない。後から来たので後ろから見たが、傘が邪魔して良く見えない。空きスポットで待っていたら、老人ホーム桃寿苑の上階窓にはマスクをした老人たちが密になっていた。超特等席だ。

○○の土産話になると談笑していたかは分からないが、路上の市民だって似たようなものだ。

もう二度は無い。

聖火はこの後、さいたま市と川口市、その後は東京都へ入るが、二市は公道リレーを中止なので、上尾市が最後の公道リレーになったのでは無いだろうか。その終端部分を見たのだからある意味貴重だった。

参考 上尾市の6月末からの感染者数は一日2~3人で低位安定。7月は70代以上は0人、60代が二人。もう暫くすると、感染者に占める非ワクチン接種者という指標が必要になる。
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帰り路で、ドラッグストアの駐車場が市イベント会場だった。聖火が見えにくいヘンな場所だが、テントの中で池野教育長が終りの挨拶をしていた。たぶん、スポーツを通しての感動の共有みたいだったと思うが、よく覚えていない。言葉は明瞭だが月並みな印象だった。

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本物の教育者なら答えを提示するのではなく、子供達の問題意識を高めたり考える力を養うことが大切だ。世界的パンデミックの中で無理やりでも開く東京五輪の意義を問うのは良い教材だ。

一生に一度しか見られない凄い大会で、一流選手の戦いからは学びや感動が得られ、それが人生の役に立つみたいな教訓も良いが、君たちも運動会が中止になったり、おうちの人が感染したりで辛い家庭もいたでしょう、去年はマスク、今年はワクチン求めて行列もあったのに、たくさんのおカネと人手を使ってオリンピックをやる意味って何、ってクラスで問いかけて欲しい。

しかし、上位下達が染みついた体育会系為政者には、自ら考える子供を増やすなんて嫌なんだろうね。

 

 

2021年6月16日 (水)

ノスタルジーの失敗をガイアツで巻き返す総理大臣

有観客で開きたい本当のネライと光の後の影

五輪反対の外圧はなかったので予定通り実施へと進んでいる。感染者数の増減次第という気迷いもあるが、NHK世論調査では前よりも実施賛成が増えている。

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菅さんは、読めば官僚原稿、話せば口下手なリーダーという評判を気にしたのか、先日の党首討論では自分の言葉で語った。そしたら、57年前の東京五輪の思い出話しになってしまった(内容は文末に掲載)。

相手が東京五輪の年に生まれた枝野氏なので、「オリンピックって凄いよー」と昔の感動を伝えたかったのかも知れないが、コロナ禍での党首討論としてはガックリくる。失礼ながら元々、生気に欠ける印象だから感動話で共感を与えるタイプではない。ノスタルジーによる世論喚起は空振りだった。

結局、米英仏などのお偉いさんから五輪支持の連判状をもらうためにサミットに行ったようなものだ。

ガイアツの利用である。主催の権限は自分には無いと言いながら、首脳宣言に五輪支持を書かせるって矛盾なのだが、日本の総理大臣が日本が外圧に弱いことを認識していた。

ここまで日本は途上国レベルになっているのだなと思った。

だから、やるやらないでは無く、観客を入れるか入れないかの綱引きになっている。入れたい理由は、当初は、入場料で赤字を補うためだったが、最近は、「選手のやる気が出る」という情緒面になっている (先日、無観客でも9.95秒がでた)。

しかし、本当はどちらもウソである。

無観客ではコロナに負けた東京五輪になるからだ。観客を入れて「コロナに打ち勝った姿」を内外に伝えたいのが権力者のホンネだと田原総一朗氏が書く。無観客では菅さんは安倍氏や森氏に顔向けできなくなるらしい。もちろん9月の総選挙のためだろう。

●菅さんの感動話が気になって、ネットで読んだ。

女子バレーボールでは東洋の魔女の回転レシーブ、マラソンのアベベ、お気に入りは柔道のヘーシンクが勝った後の振る舞い、という三例である(全文は文末)。

それらは子供心にも記憶に焼き付いており素晴らしい光景だった。菅さんは、その時点の感動を話したのだが、想い出したのは、五輪後には光が影みたいになっていたことだ。どういうことかと言うと…

バレーの金メダルは特に女性が喜び、ママさんバレーを盛んにした。ニチボウ貝塚を率いた大松監督は鬼の大松と呼ばれる位のスパルタ式練習で有名だった。その人気が高じて、「俺についてこい」というベストセラーを出したり、参議院にも当選している。スパルタ式は今ではパワハラもので許されないが、オリンピック選手が後に政治利用されたり、本人がその気になり過ぎる風土は今も続いている。

アベベのことは一行しか触れていないが、彼はダントツで国立競技場に戻ってきて、ゴール後に平気で体操を始めた姿にはびっくりした。今で言うクールダウンだろう。しかし、多くの日本人の目に焼き付いているのはアベベではない。その後に起きた、歓声が悲鳴に替わった光景のはずだ。

円谷選手が苦しそうな姿で入ってきて大歓声がおきた。その大観衆の前で、三位のイギリス選手に抜かれてしまった。銅メダルでも凄いのだが、最後の最後で抜かれた姿は見ていて悲しかった。

そして、この話は、後に円谷選手が自殺したことを抜きにはできない。川端康成が絶賛した美しく切ない遺書には、日の丸の重圧に押しつぶされた姿がある。誰のため、何のための五輪なのかという点は今の日本でも正面から向き合って答えを出していないと思う。

父上様母上様 三日とろろ美味しうございました。

干し柿 もちも美味しうございました。

・・・・・

父上様母上様 幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。
何卒 お許し下さい。・・・・ 
(原文はこちら)

ヘーシンクの勝った直後の振る舞いが敗者(神永選手)への敬意だと菅さんは感銘を受けたようだが、私的には礼に始まり礼に終わるという畳の上の作法を守ったのだと思った。

だから、後に日本のプロレスに雇われたのにはビックリした。視聴率目当てのテレビ局とカネが欲しいヘーシンクだったらしい。リングの上で相手からひっぱたかれて、しり込みした姿を覚えている。東京五輪の英雄を(日本の資本力が)コケにしているとしか理解できなかった。

 


「実は私自身、57年前の東京オリンピック大会、高校生でしたけれども、いまだに鮮明に記憶しています。それは例を上げますと、たとえば“東洋の魔女”と言われたバレーの選手、回転レシーブというのがありました。喰いつくようにボールを拾って、得点を上げておりました。非常に印象に残っています。また底知れない人間の能力というのを感じました。マラソンのアベベ選手も非常に印象に残っています。

 そして何よりも私自身、記憶に残ってますのは、オランダのヘーシンク選手です。日本柔道が国際大会で初めて負けた試合でしたけれども、悔しかったですけれども、その後の対応をすごく印象に残っています。興奮したオランダの役員たちがヘーシンク選手に抱きついてくるのを制して敗者である神永(昭夫)選手に対して敬意を払った あの瞬間というのは私はずっと忘れることができなかったんです……」

2021年5月24日 (月)

信濃毎日新聞が社説で五輪中止と桐生悠々

信毎(しんまい)という愛称で親しまれている長野県の地方紙。社主は政治家を輩出している信越地方では有名な小坂財閥である。

その信濃毎日新聞の歴史では桐生悠々と言う主筆の軍部批判が有名だ。昭和8年、関東防空大演習を嗤(わら)う」という社説で陸軍の大演習を酷評した。日経の「桐生悠々 軍に屈せず一人の戦い」によると・・・


「敵機を関東の空に、帝都の空に、迎え撃つということは、我軍の敗北そのものである」と断言したのだ。爆撃機は日本沿岸に来る前に防がねばならないのに、本土上空を前提にするのは敗北だと断言した。当時の編集長は「中身は悪いものでも何でもないんです。きわめて妥当な意見です。それを(あざける意味の)『嗤う』ときたからばかな兵隊、頭にきたわけです」と証言している。

信毎の反軍的論調を快く思っていなかった軍関係者はこの機を逃さず、地元の在郷軍人会幹部が同社に乗り込み、不買運動を展開すると脅した。当時の発行部数は約2万部。在郷軍人会は8万人にも及ぶ。信毎存亡の危機に悠々は社を去らざるを得なかった。

 

「嗤う」は、今の週刊誌がよく使う品の無い表現だが、当時でも、自分の頭で考える事が無く精神論に染まった兵隊が怒ったであろうことは頷ける。今に喩えると、「場当たり菅政権にワロタ」、「ワクチンが先か感染が先かハヨ Wwwwwwwwww」みたいなネット記事の見出しなのかも知れない。

そして今度は、政府方針の東京オリンピックに日本の新聞社としては初めて異議を唱えたのである。気骨さは失われていなかった。一方、朝日、読売、日経、毎日の全国紙4社はオフィシャルパートナー、産経と北海道新聞社もオフィシャルサポーターなので、カネの力の前には、お口にチャックである。週刊ポストが開催に賛成なのかと問うと、「お答えいたしかねます」だと。「社会の木鐸」というのは建前だったのだ。

で、気になるのは、まさかとは思うが、体育会系が乗り込んだり、不買運動が起きたら、昔と変わってはいないことになってしまう。まぁ、当節、新聞読まない人も多いし、そういう人ほどマスゴミと呼ぶのだから、気にしないのだろう。

以下、信濃毎日新聞の2021/5/23社説より引用

〈社説〉東京五輪・パラ大会 政府は中止を決断せよ

 不安と緊張が覆う祭典を、ことほぐ気にはなれない。

 新型コロナウイルスの変異株が広がる。緊急事態宣言は10都道府県に、まん延防止等重点措置も8県に発令されている。

 病床が不足し、適切な治療を受けられずに亡くなる人が後を絶たない。医療従事者に過重な負担がかかり、経済的に追い詰められて自ら命を絶つ人がいる。

 7月23日の五輪開幕までに、感染状況が落ち着いたとしても、持てる資源は次の波への備えに充てなければならない。

 東京五輪・パラリンピックの両大会は中止すべきだ。

   崩壊する医療体制

 今年1月以降、緊急事態宣言が出た14都道府県で、療養中や入院待機中に死亡した人は少なくとも78人に上る―。共同通信が今月17日時点の状況を集計した。

 12日現在の自宅療養者は全国で3万4537人を数える。医療機関以外で亡くなる事例を、政府は把握しきれていない。

 医療体制の逼迫(ひっぱく)は、8割を占める民間病院が感染者を受け入れないからだ、と指摘される。それは国が医療費の抑制を目的に政策誘導し、感染症の指定病院や病床を減らしてきた結果だ。

 民間の医療機関と役割を分担し自宅療養から入院まで、容体の変化に即応できる態勢構築に、急ぎ取り組まなくてはならない。

 ワクチン接種の足取りは鈍い。予防効果が高まるとされる「集団免疫」の獲得はおろか、開幕の時期までに高齢者への接種を終えるめども立っていない。

 この状況で政府は、五輪・パラのコロナ対策を打ち出した。選手の健康状態や行動履歴を管理する「保健衛生支援拠点」を都内に設置。選手村には、24時間運営の発熱外来、検査機関を置く。

 1万5千人の選手には毎日、8万人近くを見込む大会関係者にも定期的に検査を実施する。両大会を通じて延べ7千人の医療従事者を確保し、30カ所の大会指定病院も整備するという。

   開く意義はどこに

 国際オリンピック委員会(IOC)は6日、米国のファイザー製ワクチンが、各国の選手団に無償提供されると発表した。

 菅義偉政権は地域医療への影響を否定するけれど、医療従事者を集められるなら、不足する地域に派遣すべきではないのか。検査も満足に受けられない国民が「五輪選手は特権階級なのか」と、憤るのも無理はない。

 東京大会組織委員会などは既に海外からの観客の受け入れを断念した。選手との交流事業や事前合宿を諦めた自治体も多い。各国から集う人々が互いに理解を深め、平和推進に貢献する五輪の意義はしぼみつつある。

 感染対策の確認を兼ねた各競技のテスト大会は、無観客だったり海外選手が出場しなかったりと、本番を想定したとは言い難い。五輪予選への選手団派遣を見送った国もある。「公平な大会にならない」と訴える選手がいる。

 「厳しい状況だからこそ、人々をつなぐ大会には意味がある」とIOC委員は言う。海外でも高まる五輪懐疑論を打ち消そうとするのは、収入の7割を占める巨額の放送権料が懸かっているから、と見る向きは強い。

 責任や求心力の低下を避けるためか、菅政権も政治の都合を最優先し、開催に突き進む。日本側から中止を求めれば、IOCやスポンサー企業から賠償を要求される可能性があるとも言われる。

   分断生じる恐れも

 コンパクト五輪、復興五輪、完全な形での開催、人類が新型コロナに打ち勝った証し…。安倍晋三前首相と菅首相らが強調してきたフレーズは、いずれもかけ声倒れに終わっている。

 「国民みんなの五輪」をうたいながら、当初の倍以上に膨らんだ1兆6440億円の開催費用の詳細を伏せている。大会に伴うインフラ整備が、人口減少社会を迎える国の首都構想に、どう生きるのかもはっきりしない。

 組織委の森喜朗前会長の女性蔑視発言に、国内外の猛烈な批判が集中した。東京大会の、あるいは五輪自体がはらむ数々のゆがみへの不信が凝縮したのだろう。

 菅首相は大会を「世界の団結の象徴」とする、別の“理念”を持ち出した。何のための、誰のための大会かが見えない。反対の世論は収まらず、賛否は選手間でも割れている。開催に踏み切れば、分断を招きかねない。

 再延期には、他の国際大会との日程調整に加え、競技会場や選手村、スタッフの確保など、さまざまな困難が伴い、費用もさらにかさむ。何より、再延期して安全に開ける確証はない。

 国会で首相は「IOCは既に開催を決定している」と、人ごとのように述べていた。感染力の強いインド変異株がアジアで猛威をふるい始めている。コロナ対応を最優先し、出口戦略を描くこと。国民の命と暮らしを守る決断が、日本政府に求められる。

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2020年10月 9日 (金)

追い払う畠山市長、招く畠山市長

来年12月に上尾市長選となる。

コロナ禍でいろんな商売がダメージを受けているが、駅前駐輪場の稼働率も低いようだ。3月から5月にかけては、在宅ワークによる鉄道利用者減だけでなく、高校が休みになってガラガラだった。

いまのところ畠山市長の目に見えた成果は、駅前放置自転車の一掃だろう。タダの駐輪場を廃止したから余計なお世話だと言いたい市民もいるが、上尾駅前名物の放置自転車を追い払ったのは大きい。景観が良くなった、歩行者の邪魔にならなくなったと言うより、もっと大きな効果があるとみる。

自転車盗難の激減になる。昨年秋からの一掃なので、まだ県警の犯罪統計データでは不明だが、2019年は540件だった。これはたぶん過去最低だろう。自転車盗の「ちょっと拝借」みたいな軽犯罪の経験はさらなる犯罪への引き金になりやすいから、この減少は貴重である。

なお、駐輪収容量を増やす政策と取り締まりの二つが定石だが、上尾市は後者、つまり脅迫型の取り締まりで減らした。放置利用者の多くは既存の駐輪場の空きへ流れたか、諦めたかの二つしか無い。監視見回りと撤去作業の費用に一体、何百万円を掛け続けたのかは不明だ。 

いずれにしても丸広が三時間無料を二時間にして収益化を図ったように、駅前駐輪場経営には増収効果がでたはず。しかしコロナでそれどころではなくなった。今年、東口の踏切近くに24時間100円の駐輪場ができた。スイカ80%と書いてあるので80円なのか?、最安だと思う。デフレは止まらない・・・

最近、市役所職員が夕方の駅周辺で棒の先にスピーカーを付け、ムクドリを追い払っていた。

ムクドリが嫌う音を鳴らしていた。人間が聞いても嫌な音だ。捕まえて焼き鳥にできればよいが、そうもいかないので、「よその街へ行け」と追い払う。鷹匠を頼む例もあるが一日何万とタカそうだ。職員による人力作戦には残業代がかかるから、機材を商店街や住民に貸し出して彼らにやらせればと思うのだが・・・。なんでも公助はいかがなものかな。

でもムクドリは慣れるとどうなんだろう。厄介払いされた人間がまた戻って来るようなものじゃないだろうか。

丸山公園の池からは釣り人や鯉を追い払ったように、畠山さんはどうやら追い払う政策が得意なのである。しかし、朝日新聞には招く政策もあった。

 国際プール、建設地をめぐって川口と上尾がつばぜり合い

広報あげおで宣伝している件だ。国際規格の屋内50mプール建設で、川口市上尾市が誘致合戦と伝える。よそにあるのに埼玉県には無いから作れという。記事によれば、

県内水泳関係者にとって悲願とも。建設費は100億~300億円、年間数億円の維持費もかかる。10レーン50mプールで底が可動式、25mのサブプールもつくる。観客席は約3千。飛び込み競技用プール、トレーニング用の流水プールも設ける。泳法を解析するシステムや大型の映像装置などを導入し、最先端の技術を備えた施設を目指す。

これとは別に「スポーツ科学拠点施設」も建設し、身体能力の測定室、トレーニング室などを設け、アスリートの競技力向上の支援拠点としたい考えだ。

スポーツ団体には政治団体の顔もあるから、熱くまとまりやすく選挙に行く。大野知事の地盤は川口市だから昔の政治だと川口市になってしまうが、さいたま市の美園も候補らしい。

県内アクセスの公平性、県営プール跡地、他スポーツ施設との集積効果などで上尾市にアドバンテージがあると思うから、上尾市に決まっても、それは畠山市長や大島衆議員の手柄ではなく、単なる合理的判断に過ぎない。なお、一般用プールではないから、多くの県民からみれば理解は低いと思う。

記事の最後は、類似施設は横浜国際プール、習志野の国際総合水泳場、東京アクアティクスセンターなどライバルも多く、国際競技で使われることは稀だとのこと、クールだ。

 

 

2020年6月 7日 (日)

上尾市の給付金申請書のミス

よくあることです。気にしないで・・・(^-^?)

上尾市の特別定額給付金申請書の記入例には間違いがある。

記入例にならって書いてみればすぐ分かるミスなので、福祉総務課の課長も部長もポストコロナでは不要となる「印鑑」係だったらしい。

答えは次回の記事に。

なお、配偶者に複数名を記入できない、という指摘ではない。Img_20200606112701

五千万世帯以上あるから、トンデモない人が現れるのは確率の問題だから応対する職員はお気の毒。
上尾市役所を訪れても、稀に、大声で怒鳴り散らす男がいたりする。コロナ終息後も、窓口のビニールカーテンは外したくないことだろう。口臭除けにも良いね。
記事では、通帳入れて送ってきたとか、「書き方が分からない」と窓口を訪れる人が相次ぐとあるが、そのような人って時間と歩く体力はあるものの「読むこと」や「書くこと」がたんに面倒なだけだと思う。
分からないのではなく、わがままなのでは。
窓口での書き方相談は、受益者負担で千円引きとしたら、みんな家で書いてくるよ。 (^-^?)
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●楽天イーグルスのバスがカッコいい
上尾市上平公園の野球場では、イースタンの西武ライオンズと楽天イーグルスの練習試合をやっている。場外からもスコアボードが少し見えるけど、酷い試合だ(^-^?) 予定表では明日も楽天だが、係は巨人相手と言っていたな、アレで日程変更か? 
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無観客試合だから見られないけど、
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こういう子供の姿はイイネ。


2019年1月 2日 (水)

箱根駅伝、中央大学の中山顕選手、国士舘ヴィンセント選手は上尾でも活躍

箱根駅伝で上尾シティハーフマラソンのトップ選手が大活躍
中央大学の中山顕選手は一区で二位、ヴィンセント選手は二区で三位。
 
字幕スーパーに上尾の名前が何度も出た。それは、昨年11月の上尾ハーフマラソンで一位となった選手が目立った走りっぷりをしたからだ。
一区では中央大学の中山 顕 選手。字幕には、伊奈学園総合高校出身とも出ており、随分と身近な存在だった。
また上尾ハーフマラソンでは日本人一位とも紹介された。その好調ぶりが四年生として最後の箱根駅伝で見事に発揮され、堂々二位。中央大学の復活ぶりが伺える。 
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 二区は外国人選手が集まる。
国士舘大学1年、ライモイ・ヴィンセント選手は上尾ハーフマラソンで優勝。実年齢は不明だけど記録は 01:01'19"だった。
それは、大迫傑選手が2010年に早稲田大学一年のときに上尾シティハーフマラソンで優勝した1時間01分47秒より速い。
 
この後のレース展開は分からないけれど、いい加減に同じ大学が連続優勝して特定のテレビ局がタレント並みに持ち上げるような報道にはうんざりする。他の大学に頑張ってもらいたいものだ。
個人的には東海大学の關颯人君を見たかったけど、今年は出ないみたい・・・
 
なお1月号の広報あげおで、川内君が畠山市長との新春座談会で『好タイムが狙える大会だ』、『アクセスがよい(参加者が集まりやすい)』から国内だけでなく世界中にPRした方が良い、と語っていた。
 
多分、聞いたお方は理解したのか否か分からないが、上尾ハーフマラソンが箱根駅伝のための学内選抜や選手管理にうまく使われているのが実情なので、こんな報道をどう拾ったり、二次利用するのかが大事だと思うから、酔いながら書くわけ・・・。
 
 

2017年10月23日 (月)

三つ巴の戦いに勝ったのは村田。そして池上も連勝中

選挙特番、台風情報、ボクシング中継の三つ巴
 
この日の勝者は村田諒太である。
 
S 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトル戦が国技館で行われた。挑戦者の村田諒太がチャンピオンのアッサン・エンダムとの再戦を7回終了TKO勝ち。
金メダリストがプロボクシングの頂点に立ち、かつ重いクラスというところに価値がある。
 
試合後インタビューへの答えがイイ。ボクシングを喧嘩みたいに扱ってきた亀田家とは大違いな所に、彼への広い人気がある。
 
以下引用(スポニチアネックス)
 
「友人です。彼も友人だと言ってくれていますし、僕もそう思っています」とコメント。「“ボクシングで勝つということは相手を踏みにじって、その上に自分が立つこと。だから勝つ人間には責任が伴う”と高校の恩師が言っていた。だから彼の分の責任を伴ってこれからも戦い続けます
 
殴り殴られの死に物狂いで戦った直後、リングの中で玉の汗を流しながらも、こんな深いことを語る村田諒太とは人としても傑出している。オリンピックの時の勝利インタビューを思い出し(文末)、まさにその道を歩んでいるとうなづいた。
 
同じ勝利でも、安倍氏はこんな深いことを語れるだろうか。
 
その自民党安倍総理に開票速報中にインタビューしたのが池上彰氏だ(テレビ東京)。
画面の安倍氏の顔色には緊張感が見てとれる。
池上氏の質問への答えは一方的に多弁となり、時間が浪費するように映る。なんと中継中に党本部の花付け当選を告げる大声が騒音のように何度も入り、聞きづらくなり、二人のやりとりが画面の中で遅滞した。
そして予定された数分が切れた。
 
ところがこれで終わらない。
 
なんと、池上氏は後に岸田政調会長とのインタビュー冒頭、『テレビ中継のインタビュー中は外部音を入れないようにするのがルールのはず』と言う趣旨のことを堂々と述べた。
(なるほど、そんなルールがあるならば、あれは意図的と疑われても仕方ない…)
 
さすが、選挙特番は池上無双と言われる所以だ。
 
 
関連

2017年10月 3日 (火)

初めてベンチプレスで140kgを挙げた、

 
 
人を隣から見た。
 
 
頭を左に傾けたら、
 
隣りのバーが視界に、
 
片側に、25kgが2個と10kg。
 
 
ここには一般人以外にもパワーリフティング愛好家が集まる。ベンチプレスが4台、本格的なリフティングができる場所(何て呼ぶのだろう)が3つ。
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最近100kg上げる人は減ったなーと古参メンバーは言う。最近では最高かも「スゲーよな」って二人で呆れながら称賛した。
 
70歳過ぎでも、80kgを挙げる人がいたりする(選手経験者だが)。
 
素人が、そんな年寄りの隣でやると、惨めを通り越して滑稽・・・
 
だから、
 
発泡スチロール製のダミーが無いかなと想うことがある。
 
 
実は、自己最高で160を超したことがある。
 
 
 
「血圧」なら負けない。
 
 
 
 

2017年9月14日 (木)

大相撲の力士がケガで休む理由は体重だけじゃない、国技だから

3横綱1大関の休場は1999年春場所以来18年ぶり
 
その頃は相撲好きの母を連れて年一回は両国へ行った。当時はチケットを取るのが大変だったが、二人用の升席は三角形でやや広め。場内下通路へ入って力士に接近したり、取り組み後には土俵を触ったりもできた。今はガードマンがいるから、そんな振る舞いは禁止だ。
 
なんと今場所は休場力士が七人もいるとか。原因は力士の体重増加と言われるが、シコが減ったからとも言われている。
下にも書いたが、相変わらずの本人に背負わせる精神主義があると思う。相撲界は科学的管理を疎かにしていないだろうか。
 

大相撲と大リーグ(MLB)の違いとは

小さい傷の内に、相撲協会が本人の意思にかかわらず故障者リストに入れて休場させる仕組みにすればよい。休むことへの負い目を抱かせないことだ
なり手が希少な力士が長持ちしないようでは興行主としても危機になるはず。動けなくなるまで戦えというスポーツでは、オレだって入門したくないよ…
 
シナイでしごく稽古は廃止されても、プロスポーツとしては封建的みたい。

 

2017年8月19日 (土)

逆転サヨナラを呼び起こした珍しいエラーの後の物足りなさ

仙台育英9回逆転サヨナラ!大阪桐蔭の春夏連覇砕く

 
チャンネルを替えたら9回裏ツーアウト一・二塁。試合が終わる場面で運が良かったと思ってみていた。
 
打球は平凡なショートゴロ。
普通にアウトのタイミング。
 
誰もが試合終了と思ったが、審判は手を広げていた。
 
何が何だか分からない騒然とした瞬間だった。
 

S

 
再生では、一塁手がベースを踏まないで捕球し、慌てて踏み外してしまった。
 
高校野球ではエラーも試合の内だが、かなり珍しいエラー。
 
ツーアウト満塁。
 
で、この後サヨナラの長打を打たれて大阪桐蔭は負けた。
 
どちらを応援していたわけでもないので、冷めた目で見ていた。その後の映像では、日本人ってよく泣くものなのだなーという気もしたが・・・
 
両監督のインタビューよく聞き取れなかったけど、なにか物足りない。
 
誰も望まない一瞬の出来事が明暗を分け、敗者には重くのしかかり勝者はその裏返しに過ぎないのだから、二人教師はもっと含蓄のある言葉を話して欲しかった。
 
名言を期待したわけだけど、日本人は苦手かな。あるいはそこまで高校野球に求めてはいけないのかも。
 
大阪は天気が良くて、うらめしい・・・
 
 
後から思うと、二塁に投げる場面で、一塁に投げてこないと思ったのかもしれない。

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