ブランド化が定着した上尾ハーフマラソン
だからインフレに勝てた!
風もなく良いお天気の日曜日でした。市民ランナーには温かい方が良いでしょう。
上尾駅頭で、「競技所はどっち」、と慌てて尋ねた人がいて、遅刻しそうなのかと思いましたが、9時号砲でも、一般ランナーは後方から出発なので多分間に合うで笑。
陸連ボランティアが言うには、今年は定員割れと言うので驚きました。参加費用を4割も値上げ、五千円を7千円にしたらハーフの相場からは高いらしいです。
なるほど、「値上げで客離れか」と思いましたが、どうも彼の勘違い。クオカード500円では帰属意識が薄いのかも…
市発表は次の通り。値上げ大成功です! (評価はハーフの部で見ます)
第36回2023 定員 | エントリー | 前年比 | 2022 | 2019 | |
ハーフ | 5,500 | 6,134 | 108% | 5,696 | 6121 |
5㎞ | 1,500 | 1,396 | 121% | 1,154 | 1668 |
3㎞ | 1,200 | 295 | 145% | 203 | 621 |
計 | 8,200 | 7,825 | 111% | 7,054 | 8,410 |
(コロナの影響のあった)前年比で1割増です。コロナ前19年の水準に戻したのはアッパレです。出所不明ですが( ゚Д゚)、2010年の9641人が最高らしいです。道路や運営のキャパシティからは八千人が上限みたいですね。
上は招待選手も含みます。エントリー数の10~15%割位が欠場し、そこから5%位が未完走です。つまりエントリーに対する完走率は20%です。上の2022年をクリック。
●値上げしても集まったから、ブランド化に成功
世界陸連及び日本陸連公認というのはコースとしての格付けが高いです。近隣では川越くらいのようです。
さらに、箱根駅伝の常連大学がチーム内選抜に使うというのも話題性を高め、本気で走る選手が多いということになります。
そして、市民ランナーの星である川内優輝選手が招待参加するのも幅広い世代に親近感を与えます。川内君が選手を引退したら、市長選に招待したらいいと思います。
その他には、平坦なコースとかもありますが、交通の便の良さは上尾の強み。JR駅から徒歩30分、車でも訪れやすいです(選手用500台/千円)。イオンモール上尾ができたのもメリットかと。
値上げの背景は語るまでもなく、人件費増つまりは警備費増のようです。いささか過剰警備にはうんざりしますが、受益者負担なら良しとします。
来年はガンバレ、一万円!
結果は、ポール・クイラ(JR東日本)が60分47秒で優勝。2位はブライアン・キピエゴ(山梨学大1)で61分07秒、日本人学生最上位の3位に61分16秒で山口智規(早大2)。
第36回2023上尾シティハーフマラソン開催要項
こんなにあった過去記事
今はベルトの上を時速6kmで歩くのがノルマですが、昔の記事を読んでいたら8kmで走っていたらしい・・・
2022 3年ぶり開催の上尾ハーフマラソン、学生有力ランナー
2018 設楽選手in 上尾シティマラソン、新記録はでるか
2016上尾シティマラソン結果速報・ハーフ、5km、3kmの部
2015上尾シティマラソンはさいたま国際マラソンと同じ日にかぶった
2014上尾シティハーフマラソンのどこよりも早い結果速報
2014上尾シティマラソンの開催費用と招待大学の参加状況
2014 上尾シティマラソンは常連の川内選手と箱根駅伝学生選手ご一行様
2013 上尾シティマラソンの総括が知りたいけど、Web上には何もない
2012 上尾シティマラソンに川内優輝選手の姿を見た
2012 上尾シティマラソン2012に川内優輝選手が参加するコース図
参考 【2023年最新版】 2022年公認ハーフマラソンランキング 目標となる記録を決めよう!
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