カテゴリー「映画・テレビ」の65件の記事

2022年1月27日 (木)

ディーガ4CW201の評価

 DMR-BRW1000からの引っ越し 

 ブルーレイディスクレコーダーを買い替えた。リモコンの劣化は分解清掃少しはマシになったが、HDDの空き容量が減ってきたこともある。でも一番の理由は、ネット配信動画快適に見るためだ。

 6年前の機種の性能ではYouTubeは見られるが、Huluでは戻しや送り操作をするとフリーズすることがある。最悪はコンセント抜いてリセットして接続再設定までやるはめに。たぶんメモリが少ないためだろうと思う。パソコンと比べてレコーダーのネット機能は貧弱である。また後から登場したNetflixも見られない機種だった。

 ソニーと迷ったが再びパナソニックになった。前機は初期不良にあったので良い印象は無かったが、スペックのバランスと格安だったこと、そして「リモコン操作慣れ」である。

 4K放送の番組が少ないのに 既にテレビもレコーダーも4K対応が当たり前な店頭を見て思い出したのは、地デジ開始の頃の3Dテレビである。テレビのフレームにも堂々と「3D」と書いてあるが、3D放送を見たことは一度も無い()

 レコーダーの機種選定といっても録画容量とチューナー数と価格になる。DMR-4CW201、2Tb、3チューナー(内4K×2)

Products_4w201_210526

20年秋モデルなのでネットでは値崩れしていた。店頭は7万円位だがその時点の最安値56001円で買えた。ビックカメラも同じだがコジマのネットは5年保証付きだった。そして滅多に行かないコジマ電気上尾春日店で買った。スマホ画面を示し「ネットと同じでお願い」と言えばよい。ポイントカードの新旧切り替えをしたら千ポイント付いた。

今どき容量2Tbは小さい方だが、テレビにも内臓2チューナーで500Gなので、旧機まで繋けば3.5Tbになるから不足はない。その上の機種は4Tや10Tレベルで全自動機能だが、当節、録画したい番組はBSを除いてとても少ない。テレビ放送のコンテンツが貧弱化している時代に全チャンネル録画なんて意味がない。

●全体の処理速度は向上、ネット動画も快適なのだが・・・

 番組表とか録画一覧などの表示が早くなった。ネット動画操作もサクサク、パソコンで見るようにスムーズだ。Netflixはカネを出してリモコンに専用ボタンを付けている。しかし、Huluなど他の配信サービスへはボタン操作で深く入る必要があり、使いにくい。旧機のリモコンには「ネット」があったのに。

●お引越しダビング(旧ディーガから新ディーガ)へのコピーは簡単

一度しか使わないが、これは良かった。(無線LANでも良いが)テレビ台まで二本のLanケーブルが配線済みなので家庭内LANにつないで「お引越し機能」により、電源切りの時間帯に自動的にダビングされた。旧機に0.9Tbあったので数日かけてコピーされていた。これで旧機を廃棄または全消去して予備機として使える。

●4K放送を2Kテレビで見ても、ウーンという感じ

 BSと4kチューナーが有ってもテレビが2Kなので、BSの4K番組は2Kにダウンコンバートされて映る。ただ、旧機とチューナーが異なるので綺麗になった感じを受けた(気のせいかも)。ちなみに4kの番組表を見ても民放は古い番組か通販が多くてどこまで本気か疑問だ。

スマホ連携・・・どこでもディーガ

旧機では試さなかったが今回やってみた。スマホにパナソニックのアプリを入れて接続設定するだけだ。アンドロイドもiPhoneもできた。手のひらにレコーダーとテレビセットが収まった感じである。録画一覧から番組をスマホにダウンロードして電車内で見ると良いのだろう。

Wi-Fiならともかく、出先でストリーミング視聴したら契約容量が直ぐ消費されそうだ。むしろ、書斎のパソコンで見られれば良いけどそれはできないみたいだった・・・(下図もスクショできないようにガードされていた)

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 テレビCMの収益が減り、ネット広告がどんどん増えているから、テレビの政策予算が減り、あんちょこな番組が増える時代になっている。こうしたテレビ番組の衰退化・貧弱化を考えれば、リモコンのボタンに「ネット機能」を固定化するのは当たり前であるが、日本はまだ遠い感じがする。

 本当はWebブラウザーとリモコンにマイクを入れて音声入力機能が欲しい。アンドロイドテレビはあまり売れないようだが、既にテレビはテレビではない。

 モニターである。

 

2021年4月17日 (土)

ドラマ桜の塔、主人公が犯人だった

推理小説なら許せないが、テレビドラマならアリかも。

録画しておいた、木曜ドラマ『桜の塔』|テレビ朝日 の第一話を見ました。

Photo_20210417233801「相棒」を習慣で録画してますが、近年はつまらないです。ドラマ相棒自体は俳優が変わる程度で、ストーリーや長ゼリフと演出は変わらず、現代の水戸黄門みたいですが、アメリカのクライムサスペンス・ドラマを見始めてからは、とてもつまらない感じになっています。

この桜の塔もあまり期待はしていませんでしたが、日本のドラマにありがちなダラダラした展開では無くテンボが良かったのでストレスは有りませんでした。

その第一話、終盤で「証拠の捏造」という突飛な展開になっていたので、本当にこのまま終わるのだろうか、それはヘンだと思っていたら、主人公がホボ犯人という展開でした。

昔、主人公が犯人という小説を読んだ感想を記事にしたのを想い出しました。

 主人公が犯人という推理小説ってがっかりな読後感だね

同じ娯楽でも、一時間モノのテレビドラマは気楽であり、読むという苦労が無い分、裏切られ感はありません。その意外な脚本に面白い感じでした。

玉木宏さん演じる主人公には歪んだ陰湿な性格を持たせているので、ダーティハリーのキャラハンみたいに正義と乱暴を併せ持つ刑事ドラマの反対なのかもしれません。

途中でちょっと驚いたのは、主人公が言い争う中で部下の広末涼子を床に投げ飛ばしたシーンです。従来なら、女性が男を投げ飛ばすことはアリですが、地位と力のある男が部下の女を投げ飛ばしたのですから驚きました。二人の関係性が前提になっていますが、シーンとしては斬新です。

ストーリーの中でプロファイリング技法が使われていたのはアメリカドラマの影響なのかも知れません。

という事で、毎週予約にしました。

今後の話はどうなるのか分かりませんが、ちょっと心配なのは、警視庁の出世争い劇が背景にあるようでその話はステレオタイプ的なことかな。今後、そちらに話の重きが行くと既視感アリアリで残念になりますが・・・。

元の小説があるわけでは無く、脚本は武藤将吾さんと言う方です。

 

 

 

 

2018年10月16日 (火)

Dlife・アメリカンドラマを真似る日本のテレビ界

最近、コールドケースの日本版をDlifeで放送していた。アメリカの人気ドラマの版権を買ってのリメーク作品だった。なんと今月から「スーツ」というタイトルまで同じドラマがフジテレビで始まった。日本のドラマが脚本がマンネリだったりタレント主義だったりすることの反動なのだろうか。多分、原作のファンには違和感があり、初めての人には新鮮に見えるだろう。

Photo 2012年にDlifeが放送された頃、こんなに面白いテレビがタダで見られるのに驚いた。「世界の番組まるごと無料放送」の売り文句はウソじゃなかった。当時はアメリカでの放送から何年も遅れたLOSTとかダメージを見ていた。熱心なファンはDVDで早く見ていたせいだろうか、或いはBSのためなのか視聴率は低かったと思う。
 大手のCMが少ないから採算取れずに撤退するのではと危惧していた。あるとき番組への応援メッセージを募集していて、試しに送ったらテロップで流された。よほど投稿が少なかったのだろう。

今年はよく見ている。ホームランドはお気に入りだがシーズンは終わってしまった。続いてクリミナル・マインド、ブラックリストなど。脚本とテンポの良さが飽きさせない。映画もテレビもアメリカは不安を上質なエンターテインメントに変換して商売していると想うことが多い。だから、ドギツイ内容のサスペンスでも人間の背景を巧妙に描く。日本だと安易な人情モノに流れるところだ。

面白い番組は他にもあると思うが、時間が足りなくなるので数は抑えている。字幕にして1.3倍速、CMは多いがスキップするから苦にならない。
 だから、いつ放送中止になっても文句は言えない()

そもそもDlifeは視聴者のことを考えないていない節が多い()9月は週1回ではなく週二回連続とか時間帯も違ったりの不規則な番組編成が多くて録画予約が大変だった。おかけでホームランドの録画、失敗したワ。見逃し配信も見逃したワ。シーズンが終わっても、次のシーズンが放送されるか否かも分からない。

テレビは固定資産税みたいにNHK受信料がかかるしBS受信も加算される。有料放送が増えているらしいから、そのうちタダで見られるのは質の低いものか人気番組の数年遅れ放送になるのだろうか。地上波の民放など一つ二つ消えてもいいけどDlifeは困る。で、想うのは、昼間は日本のテレビ局、深夜から早朝まではDlief担当みたいな合同化はムリなのだろうか。

2018年8月23日 (木)

映画・野火が伝える屍とフィリピン遺骨収集事件

深谷シネマにて映画・野火/塚本晋也監督、大岡昇平原作

昔懐かしい街の映画館という気分で訪ねた。カーナビでは着いたはずなのに、それらしき建物は見当たらず通り過ぎてしまった。塀や建物に囲まれた古い酒蔵を改造した深谷シネマは道路からは見えない。

50席ほどのミニシアターにしては不釣り合いな立派な椅子、前席との間隔も足が組めるほどだった。Photo

塚本晋也監督/主役の映画だ。大岡昇平の原作通りと思うが、言うまでもなく、見放された餓死寸前の敗残兵がフィリピンの原野を、生死というよりも、鬼畜に堕ちるか否かの境界線をさまよい歩く姿を描いたものだ。
 敵や原住民から逃げるだけでなく、仲間からも襲われ喰われる恐怖、或いは自分が鬼畜になるかもしれないという恐怖を描く。戦闘シーンは少ないが、あっても撃たれて体が飛び散るシーンが主。
映像だから本よりもドギツイ。しかしそこから目を背けてはいけない、というのが作品の真価なのだろう。

本編後に塚本監督のメイキング映像がある。なかなか面白い。昔から作りたかったが障害が多くできなかった。しかし最近は戦争へ向かうような空気を感じるから今作った、のようなことを語っていたのが印象に残る。フィリピンの遺骨収集への参加や高齢の元日本兵の体験談が生々しいので貴重だ。DVDもでている。
 なお、
ラストで主人公「田村」が自宅で異様な食事をする後ろ姿の意味が分からない。本を開いたが原作には無かったので気になる。

ところが映画と連動するようなニュースが8/16に出た。NHK“日本人の遺骨なし” 鑑定結果を公表せず 厚労省」。要約すると…

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フィリピンでは52万人が戦死し今も37万人の遺骨が残る。S32年から始まり10万人集めたが年々情報が減り、H21年に日本のNPO法人に委託。その後の収集でフィリピン人のものが混入している事実がでた。遺骨をサンプル調査した二人の学者の鑑定結果は「日本人はゼロ」。厚生労働省はこの事実を6年たった今も公表してないという。

 お盆に伝えた意味深い報道だが扱いは小さい。無残な戦争に国家の命で駆り立てられ、誰彼の区別もつかない死に様をし、遺骨すら取り替えて帰還したら死んでも死にきれない。だが国はその事実を隠す。これは役人の問題では無いと思う。

明治の精神とか美しい日本とか言いながら愛国的な言動を振る舞う人が増え、「英霊の御霊に哀悼を」と政治家は人前では言うくせに、この罰当たりな厚労省に激怒し真相究明した姿はないのはヘンだ。愛国とは当時も今も事実と向き合わない方便だということが分かる。

結局はカネらしい。遺骨収集事業の多額の予算に群がる連中がいて、現地人の墓を掘って「一体いくらで売る」みたいな話がネットに出ていた。双方の悪同志の連携プレーらしい。戦争をしてもしなくても人間の恐ろしさかもしれないが、

罰当たりすぎる。

2017年8月28日 (月)

韓国の老人宅配便にみる高齢化と格差社会の一面

NHK-BS1「地下鉄に咲く小さな花 韓国 老人宅配便」

たまたまチャンネル回したら、ウーンと唸るような感じで最後まで見入ってしまった。

韓国では高齢者の貧困率が50%だとか。
 
年金制度の歴史が浅くうまく機能していないらしい。
 
高齢者は地下鉄がタダなので、ソウルでは運び手に高齢者を使う宅配ビジネスが生まれたという。
 
スマートフォンを使って集荷と配達をしているが、単純なビジネスだから新規参入が多く、しかも運び手の高齢者も多いため、スマホの着信画面を素早くタッチすることで仕事にありつけるという。
なんとも刹那的な光景だ。
一件を数時間かけて配達し、一日数千円の稼ぎが年金を補って生活する術だという。
 
仕事場の人たちの会話、仕事を求めてくる高齢者の様々な事情、離れ離れの家族、分かれた子供への想い、僅かな行き違いにトゲトゲしながら振る舞う人、およそ日本人と変わらない。
 
しかし日本以上に格差が激しく、生きづらいように見える。
  
仕事一筋がたたって家庭を失った社長は、贖罪のように困った高齢者に仕事を差配し温かく見守り続けている。室内の鉢植えに水をやりながら語る姿が印象的だった。
 
日韓関係が政治的に冷え切っていて、ネガティブな韓国事情を売り物にするような悪意的マスコミもいるから、よく日本側のテレビ取材ができたなと、少し安堵しながら見ていた。

 

 

2017年6月28日 (水)

やすらぎの郷で国営放送と呼ばれるNHK

面白い、大人の、大人による、大人のためのシルバータイムドラマ

第三週あたりから見始めました。
Photo  昼の時間帯にいまさら短い連続ドラマなんかやってどうする?。45分からはNHKの連続テレビ小説の再放送あるし、ニュースを見たい人が多いのに・・・、と初めは需要がないとバカにしていましたが、録画すれば何時でもよいわけだから、今は見てます。
 
ドラマの内容次第でした。これは秀作です。脚本も俳優陣も素晴らしいです。テレビ小説が素人芸ならこちらは玄人芸です。
 
たぶん連続テレビ小説と比べると、やすらぎの郷は視聴者の年齢層が高く、また男性が多いのではと思う。往年の名女優がオンパレードですから。
ネットで年齢の書き込み有ったので丸写しですが・・・
石坂浩二 75才
風吹ジュン 64才
浅丘ルリ子 76才
加賀まりこ 73才
八千草薫 86才 ・・・老けても美人ですね
有馬稲子 84才
五月みどり 77才
野際陽子 81才
山本圭 76才
藤竜也 75才
ミッキー・カーチス 78才
まるで後期高齢者劇団です
 
石坂浩二の演技力もさることながら、彼の声の良さにつくづく感心します。聴力に歳を感じることがあって、活舌の悪い俳優や高音の声はやや聴き取りにくくなりました。落ち着いた石坂浩二の声はハッキリと心地よいのです。
 
で、最近の回ではNHKらしき局を「国営放送」と何度も呼んでいたのが印象的。「公共放送」と呼ばないところが、倉本聰の意地の強さみたいと勝手に思ったわけです。
実際、テレビ所有税みたいに無条件に視聴料取るし、籾井会長以降はジャーナリズム性が劣化しているから、「御用放送」と呼ばないだけでも紳士的です・・・。
 
本日、ネット受信への課金を検討するというニュースがでてましたが、クルーズアップ現代+では加計問題についてNHK社会部と政治部の対立があったというニュースも見ました(ネットでは有名な話です)。
 
 
 

2016年12月 7日 (水)

今夜の相棒、カメラは名機ニコンF2ですよね

ニコンのロゴを隠すなんてひどいよ、相棒「あとぴん~角田課長の告白」

Photo ストーリーは人情ドラマに近い感じでしたね。懲りすぎていて、セリフにあるようにそこまで真相を深堀するのか、という感じです。
相棒のパターンが少し分かっているので、思った通り最初に怪しいと思った喫茶店のマスターが犯人でした。動機までは分かりませけれど・・・
 
でも、あだ名で呼ばれて生徒から心底、親しまれた先生を持つってイイですね。
ところで、一眼レフのフィルムカメラが登場していて、ブランド名の白い「Nikon」の刻印が隠されていたのはショック。
一目で、一眼レフカメラの名機ニコンF2ですよね。机の引き出しに眠っているので分かります、あれは凄いカメラでした。
  
Nikonf2_3 大卒初任給では買えないカメラ(今も高級カメラはそんな値付けですが)、二年目かな?写真専門学校の先生を経由して買ったものです。
ヨドバシカメラで買うよりも安く手に入ったと思うけど、当時で12万円くらいはしたかな?
 
ニコンは、モデルチェンジのサイクルが10年位なのでちっとも陳腐化しなくて良かったし壊れたこともありません。
もう20年近く使ってないけれど、フィルムが無いと使いようがありませんね。
 
外国映画だとメーカー名を伏せることはしないと思うのですが、最近の日本のテレビはこういうのが多くなった気がする。同業他社がスポンサーになったら再放送しにくいということでしょ、品物の宣伝をしているのではないので業界慣習として大目に見てほしい気がします。興ざめしてしまうから・・・
 
 

2016年8月16日 (火)

見たい試合や結果よりも日本人中心すぎるNHKオリンピック放送

世界トップ選手の姿を見せるのが4年に一度のオリンピック放送のはず

 
NHKの番組編成を見ていると本当に国営放送なんだね。
 
今日は体操跳馬の白井選手の銅メダル演技を何度も伝える。新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」がそんなに素晴らしい演技というなら、なぜ三位になったのかという視点では伝えない。誰が金メダルなのかその演技も報じない。ネットで見たら北朝鮮の選手だった。
 
昨日はボルトの100m三連覇をなんども伝えていたが、どの局も扱うので見飽きたし、分析もないただのビデオでつまらない。ラスト何メートルで追いついたのだろうか。
 
でも本当に見たいのは男子陸上400mの決勝だった。
Photo
パン・ニーキルク(南アフリカ)が43.03秒の世界新記録を出した決勝レース
あのマイケル・ジョンソン(米国)が1999年に記録した43秒18を17年ぶりに0秒15更新。43秒の壁を切るなんてことがありそうになった。
記録的にもこちらの方が価値があるはずなのに、そのレースをニュースで報じない方がよほど偏っていると思う。
ネットで見ていると、バンニーキルクとボルトが300m走で対決するかも、なんて話まである。
 
今日は卓球がややくどすぎる感じだったな。
明日は重量挙げの世界一決定戦がある。これは絵になるから伝えるだろうね・・・

2016年1月29日 (金)

刑事フォイルは深みのあるドラマ、戦時下の風情と不条理も描く

イギリスの片田舎における戦時下の様子が見られる

 
最近、Dlifeでホームランドの新シーズンが始まって喜んでいるけれども、今一番のお気に入りは、NHKBSプレミアムの刑事フォイルかもしれない。
 
ダウントンアビーも面白いけれど、やはりサスペンス好きにはたまらない。
本邦の「相棒」がマンネリ感ありすぎて、ややつまらないので、刑事フォイルが一押しになる。
これだれの秀作だから、BSではなく地デジで放送してほしいものだ。 
 Photo
原題がFoyle's War とあるように、戦時下のイギリスの様子が見られるので、とても新鮮だ。第二次大戦中の市民生活の様子として、日本とも似ている感じも受ける。
空襲の爆風から防ぐために、住宅のガラスに紙を貼りつけている光景があった。
 
何と言っても主役のマイケル・キッチンの物静かで落ち着いた演技が素晴らしい。
相棒ともいえる運転手のサムの陽気な田舎娘ぽくも聡明な感じがイイ。
 
初老の刑事と若い娘という組み合わせは珍しい。

2015年4月28日 (火)

クローズアップ現代の残念な自浄能力、「やらせ」と言わずに過剰演出

検証番組を見たけれど、明らかに「やらせ」というのが視聴者の常識

クローズアップ現代は良い番組なので時々見るが、自らをクローズアップしなくてはならない切羽詰まった問題ではNHK体質が丸見えになる。
 
本日の7時のNHKニュースでは長々と、クローズアップ現代のやらせ問題を報道していた。他のニュースを差し置いてだ。この点でも公平性を欠く報道だと思う。
 
詳しくは10分後のクローズアップ現代で放送すると言えばよいのだ。
 
で、そのクローズアップ現代を見たけれど、出演のAとB、記者、撮影カメラマン、音声担当がみな打合せしてとある場所に出向き撮影していたという。放送された映像だけ見れば、あたかも隠し撮り、隠し録音したかのような見せ方だった。
 
しかも密室みたいな所には実は記者も同席していた・・・・
誰が見ても、「やらせ」と言うのだが、調査委員会(?)は過剰演出という。調査委員と言っても誰が発注した人選なのだろうか。独立した第三者とは言えないだろう。
 
酷いものだ。身内を守るような力を感じる。この調査にもNHK受信料金が使われる。
 
さっそく、国谷裕子キャスターが涙ぐんで謝罪云々と伝えられているが、それは事の本質を曖昧にしたり、深く掘り下げない報道姿勢が他局や他メディアにも侵食しつつあるように思う。
 
二つ気になることが残った。
AとBには出演料か謝礼金ないしどんな名目であれNHKからカネは渡ったのだろうか。
 
もう一つは、出家詐欺そのものの問題と対策だけど、名ばかり宗教とつるんだひどいものだな。
 
結局、これだけは言えると思う。
籾井某がNHK会長になったのは「やらせ」だろう・・・

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